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胸騒
ふりがな文庫
“胸騒”のいろいろな読み方と例文
旧字:
胸騷
読み方
割合
むなさわ
63.2%
むなさわぎ
15.8%
むなざ
10.5%
むなさ
5.3%
むなざい
5.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むなさわ
(逆引き)
さて
引金
(
ひきがね
)
を引きたれども火
移
(
うつ
)
らず。
胸騒
(
むなさわ
)
ぎして銃を検せしに、
筒口
(
つつぐち
)
より
手元
(
てもと
)
のところまでいつのまにかことごとく土をつめてありたり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
胸騒(むなさわ)の例文をもっと
(12作品)
見る
むなさわぎ
(逆引き)
そうすりゃお蝶の方も、もうあれッきり、ふッつり切れた、私はこう
孤島
(
はなれじま
)
に独り残されたようで心細い、
胸騒
(
むなさわぎ
)
のするのはそのために違いないんです、お
可愧
(
はずかし
)
いね
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
胸騒(むなさわぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
むなざ
(逆引き)
「と、なっては一大事」として、尊氏もそこで介を待つ間は、吉か凶かに、
肋骨
(
あばら
)
もいたむような
胸騒
(
むなざ
)
いをいだいていたにちがいなかった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
胸騒(むなざ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
むなさ
(逆引き)
俄な
胸騒
(
むなさ
)
いが痛むのだった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
胸騒(むなさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
むなざい
(逆引き)
ここは自身の城下だけに、ここで鎌倉の使節が待ちうけていたなどは、いい
辻占
(
つじうら
)
ではない。ひょっとしたら、自分への切腹申し渡しかとさえ、いやな
胸騒
(
むなざい
)
に慌てたのだった。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
胸騒(むなざい)の例文をもっと
(1作品)
見る
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
騒
常用漢字
中学
部首:⾺
18画
“胸”で始まる語句
胸
胸倉
胸襟
胸算用
胸毛
胸板
胸算
胸乳
胸高
胸裡
“胸騒”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
倉田百三
伊藤左千夫
吉川英治
林不忘
有島武郎
柳田国男
泉鏡花
江戸川乱歩
小川未明