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胸倉
ふりがな文庫
“胸倉”の読み方と例文
読み方
割合
むなぐら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むなぐら
(逆引き)
父はもう片足の
下駄
(
げた
)
を手に取っていた。そしてそれで母を撲りつけた。その上、母の
胸倉
(
むなぐら
)
を
掴
(
つか
)
んで、
崖下
(
がけした
)
に
衝
(
つ
)
き落すと母を
脅
(
おど
)
かした。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
ベラン氏が、リーマン博士の
胸倉
(
むなぐら
)
をとって、盛んに口説きだした様子である。何を
喚
(
わめ
)
いているのか、僕のところへは聴えてこない。
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
いきなりその男の
胸倉
(
むなぐら
)
を
掴
(
つか
)
み、右手の
拳
(
こぶし
)
をしたたか
横面
(
よこつら
)
に飛ばした。二つ三つ続け様に
喰
(
くら
)
わしてから手を離すと、相手は意気地なく
倒
(
たお
)
れた。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
胸倉(むなぐら)の例文をもっと
(36作品)
見る
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“胸”で始まる語句
胸
胸襟
胸算用
胸毛
胸板
胸騒
胸算
胸乳
胸高
胸裡
“胸倉”のふりがなが多い著者
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徳永直
中里介山
谷崎潤一郎
中島敦
三遊亭円朝
海野十三
佐々木邦
泉鏡太郎
有島武郎