“崖下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がけした95.0%
がいか2.5%
がけさが2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父はもう片足の下駄(げた)を手に取っていた。そしてそれで母を撲りつけた。その上、母の胸倉(むなぐら)を掴(つか)んで、崖下(がけした)に衝(つ)き落すと母を脅(おど)かした。
地震(ぢしん)の場合(ばあひ)に崖下(がいか)の危險(きけん)なことはいふまでもない。横須賀停車場(よこすかていしやば)の前(まへ)に立(た)つたものは、其處(そこ)の崖下(がけした)に石地藏(いしじぞう)の建(た)てるを氣(き)づくであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
車夫(わかいしゅ)が、笠を脱いで手に提(さ)げながら、裏道を崖下(がけさが)りに駈出(かけだ)して行った。が、待つと、間もなく肩に置手拭(おきてぬぐい)をした円髷(まるまげ)の女が、堂の中から、扉を開いた。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)