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崖際
ふりがな文庫
“崖際”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がけぎわ
87.5%
がけぎは
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がけぎわ
(逆引き)
正勝は
崖際
(
がけぎわ
)
の一本の幹に自分の身体に巻きつけてある綱の端を結びつけ、紅や黄の落ち葉に埋もれながら谷底へと下りていった。
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
じめじめした秋の雨が長く続いて、
崖際
(
がけぎわ
)
の茶の
室
(
ま
)
や、玄関わきの長四畳のべとべとする畳触りが、いかにも
辛気
(
しんき
)
くさかった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
崖際(がけぎわ)の例文をもっと
(7作品)
見る
がけぎは
(逆引き)
灯の影もみえない藪影や、夜風にそよいでゐる
崖際
(
がけぎは
)
の
白百合
(
しらゆり
)
の花などが、
殊
(
こと
)
にも彼女の心を
悸
(
おび
)
えさせた。でも、彼の家を車夫までが知つてゐるのでいくらか心強かつた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
崖際(がけぎは)の例文をもっと
(1作品)
見る
崖
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“崖”で始まる語句
崖
崖下
崖上
崖端
崖道
崖縁
崖地
崖土
崖崩
崖路
“崖際”のふりがなが多い著者
徳田秋声
佐左木俊郎
吉川英治
佐々木味津三
横光利一