トップ
>
辛気
ふりがな文庫
“辛気”の読み方と例文
旧字:
辛氣
読み方
割合
しんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんき
(逆引き)
駄菓子ではつまらないと見えて腹がグウグウ
辛気
(
しんき
)
に鳴っている。隣の古着屋さんの部屋では、
秋刀魚
(
さんま
)
を焼く強烈な匂いがしている。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
じめじめした秋の雨が長く続いて、
崖際
(
がけぎわ
)
の茶の
室
(
ま
)
や、玄関わきの長四畳のべとべとする畳触りが、いかにも
辛気
(
しんき
)
くさかった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「そう水を向けちゃあいけませんやあねえ。
姐御
(
あねご
)
、姐御は苦労人だ。
辛気
(
しんき
)
臭くちゃ酒がまずいや、ねえ?」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
辛気(しんき)の例文をもっと
(19作品)
見る
“辛気”の意味
《名詞》
晴れ晴れしないさま。焦れったいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
辛
常用漢字
中学
部首:⾟
7画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“辛気”で始まる語句
辛気臭
検索の候補
辛気臭
気辛
“辛気”のふりがなが多い著者
加能作次郎
佐野昌一
壺井栄
二葉亭四迷
林不忘
徳田秋声
柳田国男
北原白秋
吉川英治
永井荷風