“室”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
へや66.0%
しつ13.2%
11.7%
むろ7.3%
べや0.4%
ムロ0.3%
いま0.1%
なか0.1%
むろや0.1%
クラス0.1%
(他:5)0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“室”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語46.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語16.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)10.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
へやにかえるとまたもごろりと横になって目を閉じていたが、ふと右の手をあげて指で数を読んで何か考えているようであった。
疲労 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
興哥は入って往った。そのまわりの庭のさまに見覚えがあるような気がした。へやの中へ入ると防禦が出てきて立っていた。
金鳳釵記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
こうなって来ると、例の連中はいかなる手段をもってドーブレクのしつに侵入せんとするだろうか?ドーブレクは電気を消した。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
その頃抽斎の四人目の妻五百いおの姉が、正寧のしつ鍋島氏なべしまうじの女小姓を勤めて金吾きんごと呼ばれていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
もちろん一家の主婦が亡くなったあとへ来て、茶のに居坐るほどのものが、好意だけでそうするものとはきまっていなかった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
新仏あらぼとけさまにまた線香が絶えておりましたに。」と言って、姑は余所行よそゆきのままで、茶のへ来て坐った。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
籠り居るという以上、むろの薔薇にちがいないので、すると、薔薇の紅は文女だと、疎通しなかったのがふしぎなくらいだった。
西林図 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そこでその大神が出て見て、「これはアシハラシコヲの命だ」とおつしやつて、び入れて蛇のいるむろに寢させました。
かれは放浪ほうろうする人々のように、宿直べやに寝たり、村の酒屋に行って泊まったり、時には寺に帰って寝たりした。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
ただ気づよいコックの吉公きちこうだけは、このカフェを無人ぶにんにも出来まいというので、依然として階下のコックべやに泊っていた。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
允恭天皇が、皇后のムロほぎに臨まれた際、舞人であつた其妹衣通媛を、進め渋つて居た姉君に強要せられた伝へ(日本紀)がある。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ほかひゞとは寿詞を唱へてムロや殿のほかひなどした神事の職業化し、内容が分化し、芸道化したものを持つて廻つた。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
贋探偵の銀平が出去いでさりたる後、得右衛門はなお不審晴れ遣らねば、いまの内を見廻みめぐるに、畳に附たる血のあとあり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
――かう降りつづいては、汽船のなかでも垂れこめて――
あるとき (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
また來る日の夜は、呉公むかでと蜂とのむろやに入れたまひしを、また呉公むかで蜂のひれを授けて、先のごと教へしかば、やすく出でたまひき。
ここにその大神出で見て、「こは葦原色許男あしはらしこをの命といふぞ」とのりたまひて、すなはち喚び入れて、そのへみむろやに寢しめたまひき。
運転手は今馬力をかけたものと見えて、汽鑵車はちょうど巨人のあえぐように、大きな音を立てて泥炭でいたんの煙を吐きながら渋谷の方へ進んで行く、高谷の乗っているクラスがちょうど遠方シグナルのあたりまで行ったころ、思い出したように、鳥打帽子が窓から首を出してこちらを見た。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
パウマン区何々通五八番地、クワルティーラ十五号に住んでいる某々工場の職工イワン・ボルコフは、一週間に少くとも三遍は酔ぱらって夜中に帰って来る。
スモーリヌイに翻る赤旗 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
四十年後に、クワルテイラ市民グラジュダニンルイバコフの所有となるであろう。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
技師ルイバコフは人減らしで三月前国立出版所をやめさせられた妻と子と自分の妹、女中、一組の下宿人とで、その協同家屋コオペラチーブクワルテイラ9に生活している。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「否々。いつの時代でも、決して人物が皆無ではない、ただそれを真に用うる具眼者ぐがんしゃがいないのじゃ。孔子もいっているではないか。――十シツムラニハ必ズ忠信ノ人アリ――と。何でこの広い諸国に俊傑がいないといえよう」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
土地ソールセール小屋カーズを取り代うべし。
また八田間ヤタマの大ムロヤに喚び入れて、其頭の虱を取らせ給いき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
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