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此室
ふりがな文庫
“此室”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ここ
62.7%
こゝ
15.7%
このへや
7.8%
こちら
7.8%
こつち
2.0%
このしつ
2.0%
このま
2.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここ
(逆引き)
まず、女が情夫と二人で
此室
(
ここ
)
へ忍びこんだことは、疑う余地がありませんね。彼等は主人が眠っていると思ってそっと戸を開けました。
見開いた眼
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
此室(ここ)の例文をもっと
(32作品)
見る
こゝ
(逆引き)
此室
(
こゝ
)
に重なり合ふ樣になつて寢て居るのだが、渠は慣れて居るから、其等の顏を踏附ける事もなく、壁際を傳つて奧の襖を開けた。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
此室(こゝ)の例文をもっと
(8作品)
見る
このへや
(逆引き)
此室
(
このへや
)
はいろんなものがあつて危いから向方へ行かう、と云ひながら彼が弟を抱へて座敷へ行くと綾子も光子も伴いて来た。
眠い一日
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
此室(このへや)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
こちら
(逆引き)
「
此室
(
こちら
)
をのぞいていなすったが、あまりよく
眠
(
ね
)
ているとおっしゃって、奥へ通られて、すぐお寝なされたのですよ」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
此室(こちら)の例文をもっと
(4作品)
見る
こつち
(逆引き)
女組は
一先
(
ひとまづ
)
別室に休息した。富江一人は
彼室
(
あつち
)
へ行き
此室
(
こつち
)
へ行き、
宛然
(
さながら
)
我家の様に振舞つた。お柳は
朝
(
あさつ
)
から口喧しく台所を
指揮
(
さしづ
)
してゐた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
此室(こつち)の例文をもっと
(1作品)
見る
このしつ
(逆引き)
イワン、デミトリチ、グロモフは三十三
歳
(
さい
)
で、
彼
(
かれ
)
は
此室
(
このしつ
)
での
身分
(
みぶん
)
の
可
(
い
)
いもの、
元來
(
もと
)
は
裁判所
(
さいばんしよ
)
の
警吏
(
けいり
)
、
又
(
また
)
縣廳
(
けんちやう
)
の
書記
(
しよき
)
をも
務
(
つと
)
めたので。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
此室(このしつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
このま
(逆引き)
既
(
すで
)
にして、松川が
閨
(
ねや
)
に到れば、こはそもいかに
彼
(
か
)
の
泣声
(
なきごゑ
)
は
正
(
まさ
)
に
此室
(
このま
)
の
裡
(
うち
)
よりす、予は
入
(
はひ
)
るにも
入
(
はひ
)
られず
愕然
(
がくぜん
)
として
襖
(
ふすま
)
の外に
戦
(
わなな
)
きながら
突立
(
つツた
)
てり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
此室(このま)の例文をもっと
(1作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
“此室”のふりがなが多い著者
モーリス・ルヴェル
林不忘
押川春浪
石川啄木
上司小剣
谷譲次
樋口一葉
幸田露伴
泉鏡花
アントン・チェーホフ