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このま
ふりがな文庫
“このま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
樹間
52.9%
木間
32.4%
此間
8.8%
本間
2.9%
此室
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樹間
(逆引き)
叔母は
此方
(
こなた
)
を見も返らで、琵琶の行方を
瞻
(
みまも
)
りつつ、椽側に立ちたるが、あわれ消残る
樹間
(
このま
)
の雪か、
緑翠
(
りょくすい
)
暗きあたり白き鸚鵡の見え隠れに、
蜩
(
ひぐらし
)
一声鳴きける時
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
このま(樹間)の例文をもっと
(18作品)
見る
木間
(逆引き)
花の
木間
(
このま
)
、夕日花やかに移ろひて、
陵王
(
りようわう
)
(扮装せる当年十四歳の顕家)のかがやき出でたるは、えもいはず、おもしろし。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
このま(木間)の例文をもっと
(11作品)
見る
此間
(逆引き)
ぞ懸たりける
此間
(
このま
)
に常樂院藤井左京諏訪右門等各々召捕れ其餘一人も殘ず召捕たり越前守は豫て
手配
(
てくばり
)
せし事なれば急ぎ八山へ
捕方
(
とりかた
)
を遣はせしに山内伊賀亮は早くも
覺悟
(
かくご
)
し自分の
部屋
(
へや
)
へ火を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
このま(此間)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
本間
(逆引き)
晴れんとて
本間
(
このま
)
明
(
あか
)
れる夕立に降りつぐ蝉のむら時雨かな
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
このま(本間)の例文をもっと
(1作品)
見る
此室
(逆引き)
既
(
すで
)
にして、松川が
閨
(
ねや
)
に到れば、こはそもいかに
彼
(
か
)
の
泣声
(
なきごゑ
)
は
正
(
まさ
)
に
此室
(
このま
)
の
裡
(
うち
)
よりす、予は
入
(
はひ
)
るにも
入
(
はひ
)
られず
愕然
(
がくぜん
)
として
襖
(
ふすま
)
の外に
戦
(
わなな
)
きながら
突立
(
つツた
)
てり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
このま(此室)の例文をもっと
(1作品)
見る
“このま”の意味
《名詞》
木と木の間。
《動詞》
「このむ」の未然形。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
こま
ここ
ほんけん
ほんげん
ほんま
じゅかん
こちら
こつち
このしつ
このへや