“こちら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コチラ
語句割合
此方69.8%
此家4.8%
是方2.0%
東京1.8%
当家1.8%
当方1.5%
当地1.5%
此処1.0%
此室1.0%
御当家0.8%
此店0.8%
大阪0.8%
当寺0.5%
此地0.5%
此寺0.5%
直方0.3%
這裡0.3%
別荘0.3%
日本0.3%
貴店0.3%
一等0.3%
京都0.3%
以来0.3%
先方0.3%
函館0.3%
右方0.3%
右袂0.3%
和泉屋0.3%
左方0.3%
左袂0.3%
幽界0.3%
当地方0.3%
当宅0.3%
当屋0.3%
当店0.3%
当座0.3%
当役所0.3%
当所0.3%
当楼0.3%
当病室0.3%
御当地0.3%
此地方0.3%
此屋0.3%
此市0.3%
此所0.3%
此方等0.3%
此楼0.3%
此邸0.3%
比方0.3%
江戸0.3%
田舍0.3%
病院0.3%
西京0.3%
警察0.3%
這箇0.3%
金沢0.3%
静岡0.3%
黒田藩0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此凄まじい日に照付られて、一滴水も飲まなければ、咽喉えるを手段なくさえ死人腐付いて此方の体も壊出しそう。
「しかし山焼の跡だと見えて、真黒はいな。俺もゆくゆくは此家へ引取られようと思ったが、裏が建って、川が見えなくなったから分別を変えたよ。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
私も奥様にられたままで、追出される気は有ません。身の明りを立てた上で、是方から御暇を貰って出よう、と心を決めました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
伊「いゝがありますぜ、東京から遠くはありませんがね、が行って頼んだらなくも断るまいと思うんで、あれなら大丈夫だろう」
実に伯父さまは一通りならざる智者だから、は本当に怖いよ、私も放蕩を働き、大塚の親類へ預けられていたのを、当家の伯父さんのおへ帰れるように成った
「それでは申しあげますが、今われば、当方の奥さまが、何かまちがいをしでかしまして」
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「いや、わしは所長ですよ、阿母さん、当地の裁判所の……。」
彼方にもある此処にもあると言ったチャチなインチキな絵じゃ無い、第一番に三十号の風景、これはラインの夏景色で、思い出の深い絵だが、思い切って出して了う。
富江一人は彼室へ行き此室へ行き、宛然我家の樣に振舞つた。お柳は朝から口喧しく臺所を指揮してゐた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「酔っているばかりでも有りますまい。が二度と御当家へ来ればあの人が又暴れて来るそうですね。あの人は何故そんなに妾を恨んでいるんでしょう。妾にはとも訳が判りません。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「あの、此店へおいでなさいました、今しがた……」
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すると今度はお兼さんが顔を前へ出して「御気に入ったら、あなたも大阪へいらっしゃいませんか」と云った。自分は覚えず「ありがとう」と答えた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「さようで……あの斬られたお熊さんと十五違いぐらいで御座いましょうか……いつもお二人で仲よく当寺へお参りになりましたもので、他目には実の親娘としか見えませぬくらい仲が宜しゅう御座いましたが……南無南無南無……」
は江戸の者で、小商を致します新吉と申す不調法者、此地へ参りましたが、雷鳴が嫌いで此方様へ駈込んだ処が、お留守様でございますからる訳にはいかぬと仰しゃって、お話をして居る処で
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ひどい奴があったものですな。まるで此寺の雲水そっくりのようで……。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
今でもハッキリ記憶えておりますのは、東京から直方へ来る時に、母が近江屋のお神さんに遣りました小さな袱紗の模様です。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
東京から直方へ来たわけは、母が卜筮を立てたんだそうです。「狸穴の先生はよく適中る」
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
一体まあどうなすつたと云ふので御座いませう、那裡にも這裡にもお客様を置去つてからに。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「宅の旦那様はもしや這裡へいらつしやりは致しませんでたらうか」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
昨日上杉さんが別荘をお訪ね下さった時に、主人にその脚本をお渡しになったので、そんな事だけは知っているので御座居ます
花束の虫 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
「御主人が御病気でこの海岸へ転地されてからも、勿論別荘へは訪問者が御座居ましたでしょうな?」
花束の虫 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
はやはり日本でも同じ事で、著作でもなさるは誠に世事いもので、何所かん所があります、学問にもぬけてゐてもかにいところがあるもので
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
これで先生も使賃をやる事をえ、小僧さんも行儀つたといふお話で、誠に西洋小僧さんは狡猾怜悧がありますが、日本小僧さんは穏当なもので。
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
貴店のに比べると狆のようにも見えませんので……これが、その彫刻をして売り物にでもしますのなら、気に入らない見本でも間に合わせも出来ますが、何しろ
いろいろ好い狆を見本にしておりますようなわけで、貴店の狆がいかにも狆らしく美事であると、平常からも思っておりましたので、今日、実はお立ち寄りして拝借を願ったような訳なので……
背広でも着込んで、遠目だけでも紳士かブルジョアに見える奴にゃ、どうぞ一等へと来るんだ。血の出る思いをしようがしまいが、五百ルーブリ積んで出さなくちゃならない。
グーセフ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
れはせぬ、二つに割れた。最初、江戸から京都へ上ったのは総勢二百五十人、それは大方、今いう清川が手で江戸へ帰って、残るは芹沢と近藤を頭に十四人」
それが、根元と申しますのは、地体この地震の風説は、師走以来の陽気から起ったのでござりましょう。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
先方からの望みであったというし、目下区長が全責任を負うて心配している信用組合の破綻を救うために、村民の決議で村有の山林原野を抵当にした、相当有利な条件の借金話が
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「札幌から鳥渡商用で函館へ參つたんですが、丁度今日は日曜で一日隙が出來ましたし、トラピストといふ人達も識りたいと思ひまして……」と、彼は私をぢつとみつめながら、を途切つて
修道院の秋 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
と大藏は跡へ帰って硯箱を取出して手紙をめ、是から菊が書いた起請文を取出して、大藏とある大の字の中央へ()を通してね、右方へ木の字を加えて、大藏を林藏と改書して
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それでけば宜しいのに、先へ行って腹が空ってはならんから二つ三つ用意に持って行こうと、右袂へ二つ左袂へ三つ懐から背中へ突込んだり何かして、盗んだなりこうつと
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「さようでございます。小石川の金剛寺門前町にこのあいだできました和泉屋の出店でございます。あれをとりいそぎ手を引いていただきたいのでございます」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ギュッと手を逆にる、七人力も有ります人にく利き処を押えられ、痛くて向く事が出来ませんから、又左方へ向うとすると、右へ捻りまするから八十兵衞は右と左へぐる/\して居ります。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それでけば宜しいのに、先へ行って腹が空ってはならんから二つ三つ用意に持って行こうと、右袂へ二つ左袂へ三つ懐から背中へ突込んだり何かして、盗んだなりこうつと
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
生前頭髪茶筌っていましたが、幽界れたは、意外にもすっかり頭顱めてりました。って祖父熱心仏教信仰者だっためでございましょう……。
当地方のどこの館にかかるか……なぞいうヤヤコシイ事まで、要するにそこいら中に在りとあらゆる何でもカンでも知っていなければ勤まらない。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
わたくしの側で召使う事に致しましたが、あまり来方が遅う御座いましたので、当宅の自用車を迎えに出したので御座います。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
当屋に、間淵さんのお妹ごはおいでになるかね。)
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そっくりその娘のお高さまへされているわけなので——このへんのことは、その、どなたか柘植の方がお出になるまで、当店と話し合いで柘植様の世話役に立っていてくださる人におききになれは
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
当座ではじめてから毎晩、毎晩来て下すって、あの可愛らしい顔をして傍見もしないで見ていて下さるじゃありませんか。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「やはり私が契約を結んできた或る女地主の代理人でして、祭司長のキリール神父の息子とかが、たしか当役所に勤めている筈なんですが。」
早く往って様子を見て来いと申し付けられ、吉原へ往って見ますと、焼跡のみで分りませんから、段々聞きましたれば、当所へお立退きに成ったということを承わりましたから
突然年若き病人らしい、婦人が来て、当楼娼妓で、トヤについて食が進まず、鰻をたいが買う力が無いと、涙を流して話すのを、秀調哀れに思いその鰻を与えしに
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
三味線を踏み折ってしまった……そのまま当病室へ連れて来られたという痛快なローマンスの持ち主で御座います。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
面白え物を見て暮しますだけ人間の徳だと思えやす、に旦那さまア御当地朽果てたい心は充分あります
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
野郎……貴様らが上海の本部へ逃げ込むに門司から此地方へ道草を喰いに入り込んだのを聞くと、直ぐに手配していたんだぞ。貴様らの同志四人はモウ先刻、停車場で挙げられている。
女坑主 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
此屋様なり、そのお座敷は、手前同業の正斎と申す……河豚のようではござりますが、腹に一向の毒のない男が持分に承っておりましたので、この正斎が、右の小一の師匠なのでござりまして。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「附かん事をお訊き申すやうですが、キヤノンさん、貴方此市の位の食代をお払ひですね。」
犯人はとても手際の巧い奴ですな。奥さん、此所の門の際で若奥さんと貴女と無駄口を
目撃者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あんな奴があるから此方等が貧乏するのだと云いさま、私のてる小皿を二、三枚投付けたら、一番仕舞の一枚で三味線のがプッツリんだ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
(姉さんは、はんですか、此楼の……)
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
手裏剣を抜いて発矢と投げる。投げた方角は薩州邸の馬場から此邸の隔ての塀あたり。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
お梅は芝居の大詰めを見るやうに、祖母一家の結着に好奇心を寄せてゐたが、比方から樣子を見に行くのは面羞かつた。
孫だち (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
何日江戸へ来たんですか」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「六時ですの、田舍にゐらつしやると、いつも早寢早起をなさるものですから。もうお召換へをなすつた方がようござんすよ。私も御一緒に行つてお手傳ひをしませう。蝋燭はこゝにあります。」
先般は姫草の件につきましていろいろどうも……ところで早速ですが……お忙しいところまことにすみませんが、直ぐに病院へお出で願えますまいか。姫草ユリ子の行方がわかったのです。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
西京のものは、さいなことしやせん。そんなら、パリというところ、京都に似てるやないか。」
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
ハイ。恐れ入ります。それから間もなく倉庫主任宛のお電話が警察にかかって参りましたのでスッカリ安心して手配してしまったのです。手配がすんだ証拠に、お山全体の電灯にスイッチを
女坑主 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
這箇の外にお一方で御座りやす」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「御滞在中は、何かと、御不便かと、存じまして、——冬子という、金沢では、二人といない、勝れた、女子ですが——」
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)
静岡へ来て、私と知己になったというのを聞いて、(精一杯御待遇をなさい。)ッて東京から母さんが手紙でそう云って寄越したのも、酒井さんとの縁談を、貴下に調えて頂きたければこそだもの。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
黒田藩の大目付様に先手を打たれて、今頃はボンヤリしておる事と存じまするが……この後始末はいずれ貴方様へかかって来る事と存じまするが……