“西洋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいやう41.2%
せいよう35.3%
あちら14.7%
むこう8.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余輩よはいはんとほつするところのものは』と憤激ふんげきしてドードてうひました、『吾々われ/\かわかせる唯一ゆゐいつ方法はうはふ候補コーカス競爭レース西洋せいやうおにごつこ)である』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
慶応義塾けいおうぎじゅくだけが、西洋せいようのあたらしい学間がくもんをおしえていたわけです。そこで、生徒せいとかずも、二百にん、三百にんをかぞえるようになりました。
あっしはそれを読んで行くうちに、自分の首をしめられるような気持になってしまいましたよ。西洋あちらには血も涙もない悪党が多い。
悪魔祈祷書 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
座右に放さなかった「アミイルの日記」と、サイモンヅの訳したベンベニュトオ・チェリニーの自叙伝とは西洋むこうに誂えて取ったものであった。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)