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『花束の虫』
ふりがな文庫
『
花束の虫
(
はなたばのむし
)
』
岸田直介が奇怪な死を遂げたとの急報に接した弁護士の大月対次は、恰度忙しい事務もひと息ついた形だったので、歳若いながらも仕事に掛けては実直な秘書の秋田を同伴して、取るものも不取敢大急ぎで両国駅から銚子行の列車に乗り込んだ。 岸田直介——と言う …
著者
大阪圭吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「ぷろふいる」ぷろふいる社、1934(昭和9)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約36分(500文字/分)
朗読目安時間
約60分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
言
(
いう
)
甚
(
たま
)
発
(
たた
)
帯
(
ふく
)
相手
(
パートナー
)
切断
(
きりた
)
別荘
(
たく
)
奴
(
いつ
)
旋律
(
リズム
)
別荘
(
こちら
)
容貌
(
かお
)
息絶
(
こときれ
)
燻
(
くゆ
)
冠
(
かむ
)
水色
(
ペイルブリュー
)
細
(
こまか
)
謂
(
いわ
)
周章
(
あわて
)
妾
(
わたし
)
娯
(
たのし
)
媚
(
こび
)
定
(
きま
)
宛名
(
アド
)
彼処
(
あすこ
)
御尤
(
ごもっとも
)
指差
(
ゆびさし
)
衣摺
(
きぬずれ
)
見捨
(
みすて
)
訊
(
たず
)
識合
(
しりあい
)
一寸
(
ちょっと
)
不拘
(
かかわらず
)
両国
(
りょうごく
)
丸
(
まる
)
了
(
しま
)
予
(
あらかじ
)
二種
(
ふたいろ
)
仕種
(
しぐさ
)
仮令
(
たとい
)
仰有
(
おっしゃ
)
個有
(
こゆう
)
儘
(
まま
)
兇行
(
きょうこう
)
兎
(
と
)
内
(
うち
)
凡
(
およ
)
到頭
(
とうとう
)
劇
(
はげ
)
勿論
(
もちろん
)
卒
(
お
)
吃驚
(
びっくり
)
呆然
(
ぼうぜん
)
呉
(
く
)
嗜
(
たしな
)
外郭
(
がいかく
)
奴
(
やつ
)
姦通
(
かんつう
)
寧
(
むし
)
対座
(
たいざ
)
就
(
つ
)
屹度
(
きっと
)
嶮
(
けわ
)
度々
(
たびたび
)
怯懦
(
きょうだ
)
恰
(
あたか
)
恰度
(
ちょうど
)
意勢
(
いせい
)
成程
(
なるほど
)
房総
(
ぼうそう
)
携
(
たずさ
)
於
(
おい
)
昏倒
(
こんとう
)
晦
(
くら
)
曳摺
(
ひきず
)
曾
(
かつ
)
朋輩
(
ほうばい
)
林檎
(
りんご
)
梟山
(
ふくろやま
)
横
(
よこた
)
殆
(
ほとん
)
殊
(
こと
)
派手
(
はで
)
流石
(
さすが
)
犬吠
(
いぬぼう
)
獅噛
(
しが
)
生際
(
はえぎわ
)
真似
(
まね
)
真面
(
まとも
)
眩暈
(
めまい
)
睨
(
にら
)
瞠
(
みは
)
秋田
(
あきた
)
突墜
(
つきおと
)
立開
(
たちはだか
)
筋
(
すじ
)
築地
(
つきじ
)
缺片
(
かけら
)
而
(
しか
)
脅喝
(
きょうかつ
)
臙脂
(
えんじ
)