“二種”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたいろ66.7%
ふたつ20.0%
にしゆ13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剥げた塗り膳に二種ふたいろばかりの、食物らしいものが載っている。——それを捧げた仇っぽい年増が、疑わしそうに眼をひそめ、すぐの背後に立っていた。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
釧路は、人口と云へば僅か一萬五千足らずの、漸々やう/\發達しかけた許りの小都會だのに、どうしたものか新聞が二種ふたつ出て居た。
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
このてい外形ぐわいけい以上いじやうごとくであるが、さて海底戰鬪艇かいていせんとうてい敵艦てきかん轟沈がうちんするには、如何いかなる方法てだてるかといふに、それは二種にしゆことなつたる軍器ぐんき作用さようるのである。