“ふたつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フタツ
語句割合
二歳23.4%
二個23.4%
14.0%
8.8%
二箇6.4%
両個4.1%
4.1%
1.8%
二種1.8%
二者1.2%
二片1.2%
両箇1.2%
二滴1.2%
1.2%
両岐0.6%
二件0.6%
二匹0.6%
二尾0.6%
二年0.6%
二度0.6%
二朶0.6%
二束0.6%
二杯0.6%
二枝0.6%
兩箇0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
跡にはその時二歳になる孤子の三郎が残っていたので民部もそれを見て不愍に思い、引き取って育てる内に二年の後忍藻が生まれた。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
同じ戸棚が左右に二個、別に真中にずっと高いのを挟んで、それには真白っていた、と寝乱れた浴衣の、胸越に伺う……と白い。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼の新なる悔は切にるも、に凍えて水を得たるにかるこのの者の、相対して相拯ふ能はざる苦艱を添ふるに過ぎざるをや。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「又左どの。——御辺と筑州とは、若年からの、なき別懇。戦いかくなるからは、この匠作に義理遠慮はり申さぬ。御分別よろしくあれや」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二階は十二畳敷二間で、階段を上つたところの一間の右の一隅には、眩々した長火鉢が据ゑられてあつて、鉄の五徳に南部のびた鉄瓶二箇つて
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
この両個は毎日、頭から湯気を出して——これは形容ではない、文字通り、その時は湯気を出していたのでしょう——高さにおいての競争で際限がない。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それからまだ不たしかではあったのですが、サセックスの塋穴におけるミイラにされた死骸の上に見つけられたの霊宝について、報知が来ました。
鏡に映つた兒どもの、には凄いほど眞白白粉つてあつた、のみ黒くパツチリといたの眼の底から恐怖んだ瞳が生眞面目震慄いてゐた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
ところで、その頃新聞といふものが幾つあつたかといふと、広い亜米利加を通じて、たつた二種あつただけだつた。
二者はぬ世の習なるに、女ながらもかう生れたらんには、そのは男にも過ぎぬべしなど、若き女は物羨の念強けれど、しとは及び難くて、静緒は心にるるなるべし。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
と、一段声を低めて「あの破火鉢に佐倉が二片ちゃんとって灰がけて有るじゃア御座いませんか。 ...
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
両箇屍骸の前に、兵馬と福松は色を失って立っているが、さて、手のつけようのないことは同じです。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
較々霎時して、自分はろに其一片の公孫樹の葉を、水の上から摘み上げた。そして、一滴二滴の雫を口の中にらした。そして、いと丁寧に塵なき井桁の端に載せた。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
うちふるひ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
目の前へ——水が、向う岸から両岐って切れて、一幅裾拡がりに、風に半幅を絞った形に、薄い水脚が立った、と思うと、真黒がぬいと出ました。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
婿が不足なのか、金持と縁を組みたいのか、主意は決してこの二件の外にはあるまい。言つて聞かしてくれ。遠慮はらない。さあ、さあ、宮さん、遠慮することは無いよ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
うね/\とくねりからめる錦蛇一匹にかあらむ二匹にかあらむ
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
岩魚を三つて咽喉かすやうな尋常なのではない。和井内自慢のカバチエツポのつたを、二尾塩焼きでぺろりとげて、あとをお茶漬さら/\で小楊子使ふ。……
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
用は、この小児二年姉が、眼病——むしろ目が見えぬというほどの容態で、随分実家の医院においても、治療に詮議を尽したが、そのなく、一生の不幸になりそうな。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二度くと、グツとつたが鼻の障子けてしまつた。乞
土耳古の鼻をめた奴だ、白百合二朶の花筒へ突込んで、仔細なく、いた。
一個の抽匣から取り出したのは、一束ねずつ捻紙げた二束である。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
「——おっ、蕎麦屋さん」と、久助はわれを忘れたように呼びとめて「熱いのを、二杯くんな」と、思わずいってしまった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
にける物語二枝不題忠兵衞は主命なれば詮方なく云難き事の由を親子の者に云傳へ其所をばも出せしが追掛らる事もやとの恐れに眞暗散方跡を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とまをして、鹽盈つ珠鹽乾る珠并せて兩箇を授けまつりて、すなはち悉に鰐どもをよび集へて