トップ
>
一滴
ふりがな文庫
“一滴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いってき
33.3%
ひとしずく
23.3%
ひとしづく
16.7%
いつてき
13.3%
ひとつ
6.7%
ひとたら
3.3%
ひとたらし
3.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いってき
(逆引き)
月には
一滴
(
いってき
)
の水もない。だから地球から見ると海のように見えるところも、来てみれば何のことか、それは平原に
過
(
す
)
ぎないのであった。
月世界探険記
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一滴(いってき)の例文をもっと
(10作品)
見る
ひとしずく
(逆引き)
そそけ
髪
(
がみ
)
の頭をあげて、母は幾日か夢に描きつづけた一男の顔を、じっと眺めた。涙が
一滴
(
ひとしずく
)
、やつれた頬を
伝
(
つた
)
って、枕の
布
(
きれ
)
を
濡
(
ぬら
)
した。
秋空晴れて
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
一滴(ひとしずく)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひとしづく
(逆引き)
暫し、彼が顏をそむけたとき、私は
一滴
(
ひとしづく
)
の涙が閉ぢた
瞼
(
まぶた
)
から流れて、男らしい頬に轉び落ちるのを見た。私の胸は迫つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
一滴(ひとしづく)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
いつてき
(逆引き)
などと、いや
何
(
ど
)
うも
氣恥
(
きはづ
)
かしいが、
其處
(
そこ
)
で
倒
(
たふ
)
れまいと、
一生懸命
(
いつしやうけんめい
)
に
推敲
(
すゐかう
)
した。このために、
炎天
(
えんてん
)
に
一滴
(
いつてき
)
の
汗
(
あせ
)
も
出
(
で
)
なかつたのは、
敢
(
あへ
)
て
歌
(
うた
)
の
雨乞
(
あまごひ
)
の
奇特
(
きどく
)
ではない。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一滴(いつてき)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひとつ
(逆引き)
較々
(
やゝ
)
霎時
(
しばし
)
して、自分は徐ろに其一片の公孫樹の葉を、水の上から摘み上げた。そして、
一滴
(
ひとつ
)
二滴
(
ふたつ
)
の
銀
(
しろがね
)
の雫を口の中に滴らした。そして、いと丁寧に塵なき井桁の
端
(
はし
)
に載せた。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
一滴(ひとつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひとたら
(逆引き)
それが、ぱっとふたりの
踵
(
かかと
)
が雪煙を揚げ、
後方
(
うしろ
)
へ離れあうと——どちらの身もまだ健在であって、白雪の大地に、
一滴
(
ひとたら
)
しの血しおもこぼれていないことが
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一滴(ひとたら)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとたらし
(逆引き)
何に、リスリンの
一滴
(
ひとたらし
)
も落して
虚仮威
(
こけおど
)
しの綺麗なレッテルを貼れば羽が生えて飛んで行きまさあ。女という奴は馬鹿なものですよ。顔へつける液体となれば、何んな不合理なものでも買いますからね。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
一滴(ひとたらし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一滴”の意味
《名詞》
液体の一しずく。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
滴
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“一滴”で始まる語句
一滴々々
検索の候補
墨汁一滴
血一滴
一滴々々
擬墨汁一滴
“一滴”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
山東京山
アリギエリ・ダンテ
徳冨蘆花
泉鏡太郎
吉田甲子太郎
作者不詳
夏目漱石
石川啄木
佐々木邦