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墨汁一滴
ふりがな文庫
“墨汁一滴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼくじふいつてき
50.0%
ぼくじゅういってき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくじふいつてき
(逆引き)
「
墨汁一滴
(
ぼくじふいつてき
)
」や「
病牀
(
びやうしやう
)
六尺」中に好箇の小品少からざるは既に人の知る所なるべし。
就中
(
なかんづく
)
「病牀六尺」中の
小提灯
(
こぢやうちん
)
の小品の如きは何度読み返しても
飽
(
あ
)
かざる心ちす。
病中雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
三 「
墨汁一滴
(
ぼくじふいつてき
)
」や「
病牀
(
びやうしやう
)
六尺」に「
脳病
(
なうびやう
)
を病み」
云々
(
うんぬん
)
とあるは神経衰弱のことなるべし。僕は少時
正岡子規
(
まさをかしき
)
は脳病などに
罹
(
かか
)
りながら、なぜ俳句が作れたかと不思議に思ひし覚えあり。
病中雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
墨汁一滴(ぼくじふいつてき)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぼくじゅういってき
(逆引き)
はた
如何
(
いか
)
にして病の
牀
(
とこ
)
のつれづれを慰めてんや。思ひくし居るほどにふと考へ得たるところありて
終
(
つい
)
に
墨汁一滴
(
ぼくじゅういってき
)
といふものを書かましと思ひたちぬ。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
進んで三十四年に入ると、「病牀俳話」という短い問答体のものが一つあるだけで、俳句に関する意見も『
墨汁一滴
(
ぼくじゅういってき
)
』の中で折々述べるというようになった。
「俳諧大要」解説
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
墨汁一滴(ぼくじゅういってき)の例文をもっと
(2作品)
見る
“墨汁一滴”の解説
墨汁一滴(ぼくじゅういってき)は、石ノ森章太郎(歴史的には1984年までのペンネーム表記は正しくは「石森章太郎」であり、その後にペンネームを変更して石ノ森章太郎とした。本名は小野寺章太郎。)が創刊した漫画の同人誌。1953年から1960年にかけて10回発行された。命名は正岡子規の随筆にちなむ。
宮城県の石ノ森萬画館内には同名のグッズショップがあり、復刻版の『墨汁一滴』が販売されている。
(出典:Wikipedia)
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
滴
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
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