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小提灯
ふりがな文庫
“小提灯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こぢょうちん
65.0%
こぢやうちん
15.0%
こじょうちん
5.0%
こちやうちん
5.0%
こぢゃうちん
5.0%
こぢようちん
5.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぢょうちん
(逆引き)
濡れた笠と合羽を脱ぎ捨てて、また革袋から
小提灯
(
こぢょうちん
)
を取り出し、床に立てた蝋燭をそれにうつして一通り社殿の中を見廻しました。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
小提灯(こぢょうちん)の例文をもっと
(13作品)
見る
こぢやうちん
(逆引き)
「
墨汁一滴
(
ぼくじふいつてき
)
」や「
病牀
(
びやうしやう
)
六尺」中に好箇の小品少からざるは既に人の知る所なるべし。
就中
(
なかんづく
)
「病牀六尺」中の
小提灯
(
こぢやうちん
)
の小品の如きは何度読み返しても
飽
(
あ
)
かざる心ちす。
病中雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小提灯(こぢやうちん)の例文をもっと
(3作品)
見る
こじょうちん
(逆引き)
という、
斜
(
ななめ
)
に見える市場の裏羽目に添って、
紅蓼
(
べにたで
)
と、露草の枯れがれに咲いて残ったのが、どちらがその
狐火
(
きつねび
)
の
小提灯
(
こじょうちん
)
だか、
濡々
(
ぬれぬれ
)
と
灯
(
とも
)
れて、尾花に
戦
(
そよ
)
いで……それ動いて行く。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小提灯(こじょうちん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
こちやうちん
(逆引き)
究
(
きは
)
め其夜兩國橋へ行き
既
(
すで
)
に身を
投
(
なげ
)
んと
爲
(
し
)
たりし
際
(
とき
)
小提灯
(
こちやうちん
)
を持ちたる男
馳寄
(
かけよつ
)
てヤレ
待
(
また
)
れよと吉之助を
抱
(
いだ
)
き
止
(
とゞ
)
めるに
否々
(
いな/\
)
是非死なねばならぬ事あり
此所
(
ここ
)
放
(
はな
)
してと云ふを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
小提灯(こちやうちん)の例文をもっと
(1作品)
見る
こぢゃうちん
(逆引き)
虫鳴くや河内通ひの
小提灯
(
こぢゃうちん
)
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
小提灯(こぢゃうちん)の例文をもっと
(1作品)
見る
こぢようちん
(逆引き)
しばらくして
小提灯
(
こぢようちん
)
の
火影
(
ほかげ
)
あかきが坂下より急ぎのぼりて
彼方
(
かなた
)
に走るを見つ。ほどなく
引返
(
ひつかえ
)
してわがひそみたる
社
(
やしろ
)
の前に近づきし時は、一人ならず
二人三人
(
ふたりみたり
)
連立
(
つれだ
)
ちて
来
(
きた
)
りし感あり。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
小提灯(こぢようちん)の例文をもっと
(1作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
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高浜虚子
中里介山
作者不詳
泉鏡花
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吉川英治
正岡子規
森鴎外
芥川竜之介
山本周五郎