“此所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ここ59.6%
こゝ32.5%
このところ3.5%
これ0.9%
こちら0.9%
こつち0.9%
こなた0.9%
ココ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おや、此所にいらっしゃるの」と云ったが、「一寸其所らにが落ちていなくって」と聞いた。櫛は長椅子の足の所にあった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「おや、此所らつしやるの」と云つたが、「一寸其所らにが落ちてなくつて」と聞いた。長椅子にあつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
わたくしは此所に瑞仙の書上を参照しなくてはならない。「時天明八戊午年人始て曼公の術あることを知る」と云ふ文である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
おゝからう、コレ伊丹此所い。伊「へい/\。登「だけのお道具何日にかお集めにたのだ。伊「へえー、すもので。 ...
華族のお医者 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
犯人はとても手際の巧い奴ですな。奥さん、此所の門の際で若奥さんと貴女と無駄口を
目撃者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「臺所奉行」なぞと、お駒を呼ぶものがあつて、遂には彼所からも此所からも、「おい臺所奉行」と叫ぶ聲が聞えた。
父の婚礼 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
附て道中をれましとしながらに行所を此所松陰より忽然と出たる畔倉重四郎ものをも云ずなる飛脚の片足をばつさりと切付たり飛脚はアツと馬よりげ落るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ワタシノコトワ、本ヲヒロウタ人ニキイテ下サイ、サウシテワタシヲ此所カラダシテ下サイ、アナタワ、キレイデ、カシコイ人デスカラ、キツト助ケテ下サイマス。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)