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忽然
ふりがな文庫
“忽然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こつぜん
82.8%
こつねん
14.9%
たちまち
1.9%
ぬつ
0.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こつぜん
(逆引き)
すなはち仏前に
座定
(
ざじょう
)
して精魂を
鎮
(
しず
)
め、
三昧
(
さんまい
)
に入る事十日余り、延宝二年十一月
晦日
(
みそか
)
の暁の一点といふに、
忽然
(
こつぜん
)
として
眼
(
まなこ
)
を開きて
曰
(
いわ
)
く
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
忽然(こつぜん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こつねん
(逆引き)
その眼の前には、
忽然
(
こつねん
)
と、隠岐の荒海が近づいていた。いちめん、白い微粒な霧の怒濤が
睫毛
(
まつげ
)
をふさぐほど押し流れて来たのであった。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忽然(こつねん)の例文をもっと
(39作品)
見る
たちまち
(逆引き)
われも其の真似をするが如く、息を凝らして覗き見るに、
忽然
(
たちまち
)
、神気逆上して吾が心も、わが心ならず。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
忽然(たちまち)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ぬつ
(逆引き)
附て道中を
成
(
なさ
)
れましと
噺
(
はな
)
しながらに行所を
此所
(
こなた
)
の
松陰
(
まつかげ
)
より
忽然
(
ぬつ
)
と出たる畔倉重四郎ものをも云ず
馬
(
うま
)
の
上
(
うへ
)
なる飛脚の
片足
(
かたあし
)
をばつさりと
切付
(
きりつけ
)
たり飛脚はアツと馬より
轉
(
ころ
)
げ落るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
忽然(ぬつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
忽
漢検準1級
部首:⼼
8画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“忽”で始まる語句
忽
忽焉
忽地
忽諸
忽々
忽如
忽必烈
忽必来
忽所
忽忘草
検索の候補
忽必然
“忽然”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石
中里介山
幸田露伴
林不忘
中島敦
泉鏡花
永井荷風
谷崎潤一郎
尾崎士郎