“忽必烈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フビライ83.3%
クビライ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友の話によると、船はほとんど朝鮮馬山で造ったので、不完全なものだったそうであるが、かく忽必烈フビライが日本の気象に通じていなかったことは有難いことであった。
雑記 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
げん忽必烈フビライが数度の使節を派遣し、これに次ぐに数十万の軍兵を以てしたのは、あながち彼の功名心から出たのでなく、また蓬莱を求めて神仙に会せんと望んだのであろう。
日本の文明 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
この悪習は忽必烈クビライが厳禁してやっとまったとある。
マルコポロから (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)