“元”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もと63.1%
げん17.9%
9.7%
はじめ1.5%
がん1.0%
こうべ1.0%
もとも1.0%
ハジメ0.5%
えん0.5%
ぐわん0.5%
はじ0.5%
ゲン0.5%
ディメンジョン0.5%
モト0.5%
ユアン0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「女はもとはりの名人の圍はれ者だと言つたが、人の身體の鍼壺はりつぼは六百五十七穴、そのうち命取りの禁斷の鍼が一ヶ所あるといふことだ」
みん代もげんの後をけて、小説戯曲類は盛んに出て居ります。小説では西遊記さいゆうき金瓶梅きんぺいばいのたぐいは、どなたもよく御承知でございます。
ここに面白い事は右のレーズン(raisin)の語はとは、ラテン語の racemus から由来しこのラセムスはブドウの果穂の事である。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
海部と言ひ、山人と言ひ、小曲を謡ふやうになつたと言ふ事は、同時にはじめ長い詞章のあつた事を示してゐるとも言へる。
諭吉ゆきちのまちのぞんでいたときが、やがておとずれました。それは、諭吉ゆきちが二十一さいとなった、安政あんせいがん(一八五四)ねんがつのことでした。
みずから曰く、「我れと一丈夫、にそのこうべうしなうを忘れんや」と、彼はみずから死を決して徴命に応じたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
何となれば花はもとも造化ネーチユーアの天使なるが故に尊きにて、造化の威厳と妙契とが深ければ深き程、其花の妙は尊きなれ。
週期的に、この国を訪づれることによつて、この世の春を廻らし、更に天地のハジメに還す異人、又は其来ることマレなるが故に、まれびとと言はれたものである。
その募集の方法は、二えんの切符を買って第一舞台で芝居見物をするので、そこに出る役者は皆名人で、小叫天しょうきょうてんもその中にいた。
村芝居 (新字新仮名) / 魯迅(著)
ぐわんわたしせう年時代から寫眞しやしんをやる、こん採集さいしうをやる、草花をつく將棋せうぎをさすといふ風で、せう趣味しゆみ多過おほすぎる方なのだが、そして、一時それぞれにかつとねつ中する方なのだが、球突たまつき御多ごた分にれず
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
わたくしは律詩の頷聯がんれんに「曾入甲山求大薬。元遊水府浴霊泉。」〔曾テ甲山ニ入リテ大薬ヲ求メ/はじメハ水府ニ遊ビテ霊泉ニ浴ス〕と言っているのと
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ソノ後、海内一ニスルコト三年、又モ獼猴ミコウ(さる)ノゴトキ者、天下ヲカスムルコト三十余年、始メテ、大凶変ジテ一ゲンニ帰セム
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人間の精神の世界がNディメンジョンのものとすれば、「記憶」というものの欠けている猫の世界は(N-1)ディメンジョンのものと見られない事もない。
子猫 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ミズモト声無シ石ニ触レテ
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その許可書を取ってやるから何万ユアン出せと言って、許可書を高く売りつける、そういう新しい商売が発生したんですよ。そうしたぼろい儲け口が立派に成立している。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
備前兼無銘刀研代。
坂本竜馬手帳摘要 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)