“金瓶梅”の読み方と例文
読み方割合
きんぺいばい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明(みん)代も元(げん)の後を亨(う)けて、小説戯曲類は盛んに出て居ります。小説では西遊記(さいゆうき)、金瓶梅(きんぺいばい)のたぐいは、どなたもよく御承知でございます。
が、「水滸伝(すゐこでん)」「西遊記(さいいうき)」「金瓶梅(きんぺいばい)」「紅楼夢(こうろうむ)」「品花宝鑑(ひんくわはうかん)」等の長篇を絮々綿々(じよじよめんめん)と書き上げる肉体的力量には劣つてゐると思つてゐる。
僕は空が曇ったり晴れたりしているもんだから、出ようかどうしようかと思って、とうとう午前の間中寝転んで、君に借りた金瓶梅(きんぺいばい)を読んでいたのだ。
雁 (新字新仮名) / 森鴎外(著)