“採集”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいしふ42.9%
さいしゅう28.6%
さいしゆう14.3%
さいしう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
望蜀生ぼうしよくせいとは、夢中むちうつて、それを採集さいしふした。其數そのすうじつに二ひやく七十六ほん。それを四大布呂敷おほふろしきつゝみ、二づゝけてことにした。
また、りすのを集めたり、めずらしい植物を採集さいしゅうしてきては、兄さんたちにその名をきいて、たくわえておきました。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
またこれ瓦斯がす或物あるもの凝結ぎようけつして種々しゆ/″\鹽類えんるいとなつて沈積ちんせきしてゐることがある。外國がいこくある火山かざんからはヘリウム瓦斯がす採集さいしゆうされたといはれてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
あはびを岩より離すには骨製のへら或は角製の細棒ほそぼう抔を使ひし事も有るべけれど、他の貝類を採集さいしうするには、袋或はかごの如き入れ物さへ有れば事足りしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)