“百”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もも24.6%
ひやく22.8%
ひゃく8.8%
もゝ8.8%
そく7.0%
びやく5.3%
びゃく1.8%
しゃア1.8%
ぞく1.8%
ひゃっ1.8%
ひやつ1.8%
ぴやく1.8%
もヽ1.8%
ヒャク1.8%
ヒャー1.8%
モモ1.8%
1.8%
百三十1.8%
1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つくろわねどもおのずからなるは、浴後の色にひとしおのを増して、れ毛の雪暖かきに掛かれるも得ならずなまめきたり。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
望蜀生とは、夢中つて、それを採集した。其數に二七十六。それを四大布呂敷み、二けてにした。
今の世の妲己のおは、しい情夫と力を合せて、残虐の数々を演じ、忽然として大都会の唯中に消え失せたのだ。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
さきにいさみて舞ひたてるところに今は疲れての輪をゑがいてくだり、その飼主を遠く離れ、あなどりいかりて身をおくごとく 一三〇—一三二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
論より証拠、たちまちその晩のお客は二五十を越え、中入り前には早や場内、春寒を忘れさせるほどの人いきれが濛々と立ちこめていた。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
おとつさんは刎橋番屋るよとはずして其道のかしこさ、梯子のりのまねびにアレびがへしをりましたとへのつべこべ、三といふ代言もあるべし
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
一休さんは 三五十五にんの こじきを ぞろぞろ つれて、とのさまの やしきに のりこみました。
一休さん (新字新仮名) / 五十公野清一(著)
く余州をうぞる、十う万ン余騎の敵イ、なんぞおそれンわアれに、鎌倉ア男児ありイ」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
向こうの垢離場の昼席でトリをつとめて三の客を呼び、めきめき大方の人気を煽り出した圓朝は、いつしか橋ひとつを隔てた土地のこのお絲と恋仲になっていたのだ。
円朝花火 (新字新仮名) / 正岡容(著)
それだけならばまだ女も、めようがあったのでしょうが、どうしても思い切れない事には、せっかく生まれた子供までが、夫のも明けない内に、突然疫痢歿くなった事です。
捨児 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
向島武蔵屋落語権三と、四方大人にみしらせ、おのれ焉馬判者になれよと、狂歌の友どち一余人戯作の口を開けば、遠からん者は長崎から強飯、近くば
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
小町らふ島田髷寫眞鏡式部にほこる英文和譯、つんで机上にうづたかけれども此男なんのりてからずか、仲人さへづりながしにしてれなりけりとは不審しからずや
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
家郷追放吹雪トワレ、三人ヒシトイ、サダマラズ、ヨロヨロ彷徨衆人蔑視タル、誠実小心含羞、オノレノシサ、ズ、高円寺ウロウロ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
ただ、真っ白なる紙包みばかり——お捻りのなかにはも入っていなかった。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
」「思ひ」などの「も」には「母」を用い、「」「」「」「」などの「も」には「毛」を用いる
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
つぎねふや 山城川を 川溯り 我がのぼれば、川の辺に生ひ立てる烏草樹を。烏草樹の樹 に生ひ立てる葉広五真椿
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
どのくらいの温度か知りませんが、度以上の温泉でありました。はなはだ冷めたいというようなものはなかったです。いずれも透明な清水である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
三井電機株式 二三十五万円