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百
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ひやく
ふりがな文庫
“
百
(
ひやく
)” の例文
望蜀生
(
ぼうしよくせい
)
と
余
(
よ
)
とは、
夢中
(
むちう
)
に
成
(
な
)
つて、それを
採集
(
さいしふ
)
した。
其數
(
そのすう
)
實
(
じつ
)
に二
百
(
ひやく
)
七十六
本
(
ほん
)
。それを四
箇
(
こ
)
の
大布呂敷
(
おほふろしき
)
に
包
(
つゝ
)
み、二
箇
(
こ
)
宛
(
づゝ
)
を
分
(
わ
)
けて
持
(
も
)
つ
事
(
こと
)
にした。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
但馬守
(
たじまのかみ
)
は
莞爾
(
くわんじ
)
と
笑
(
わら
)
つて、
百
(
ひやく
)
の
宗教
(
しうけう
)
、
千
(
せん
)
の
道徳
(
だうとく
)
も、
一
(
ひと
)
つの
死刑
(
しけい
)
といふものには
敵
(
かな
)
はない、これほど
效果
(
かうくわ
)
の
多
(
おほ
)
いものは
他
(
た
)
に
求
(
もと
)
むることが
出來
(
でき
)
ないと
思
(
おも
)
つた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
茶の間の方では、
癇高
(
かんだか
)
い妻のお
百
(
ひやく
)
の声や内気らしい嫁のお
路
(
みち
)
の声が
賑
(
にぎやか
)
に聞えてゐる。時々太い男の声がまじるのは、折から
伜
(
せがれ
)
の
宗伯
(
そうはく
)
も帰り合せたらしい。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私
(
わたくし
)
は
斷言
(
だんげん
)
する、
此
(
この
)
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
が
一度
(
ひとたび
)
逆浪
(
げきらう
)
怒濤
(
どたう
)
を
蹴
(
け
)
つて
縱横無盡
(
じゆうわうむじん
)
、
隱見出沒
(
いんけんしゆつぼつ
)
の
魔力
(
まりよく
)
と
逞
(
たくま
)
しうする
時
(
とき
)
には、たとへ
百
(
ひやく
)
の
艦隊
(
かんたい
)
、
千
(
せん
)
の
大戰鬪艦
(
だいせんとうかん
)
が
彈丸
(
だんぐわん
)
の
雨
(
あめ
)
を
降
(
ふ
)
らして
對
(
むか
)
つたとて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
これが
妾
(
めかけ
)
手
(
て
)
かけに
出
(
だ
)
したのではなし
正當
(
しようたう
)
にも
正當
(
しようとう
)
にも
百
(
ひやく
)
まんだら
頼
(
たの
)
みによこして
貰
(
もら
)
つて
行
(
い
)
つた
嫁
(
よめ
)
の
親
(
おや
)
、
大威張
(
おほゐばり
)
に
出這入
(
ではいり
)
しても
差
(
さし
)
つかへは
無
(
な
)
けれど、
彼方
(
あちら
)
が
立派
(
りつぱ
)
にやつて
居
(
ゐ
)
るに
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
東京
(
とうきやう
)
かね——
番町
(
ばんちやう
)
——
海水浴
(
かいすゐよく
)
、
避暑
(
ひしよ
)
にくる
人
(
ひと
)
はありませんかな。……この
景氣
(
けいき
)
だから、
今年
(
ことし
)
は
勉強
(
べんきやう
)
ぢやよ。
八疊
(
はちでふ
)
に
十疊
(
じふでふ
)
、
眞新
(
まあたら
)
しいので、
百五十圓
(
ひやくごじふゑん
)
の
所
(
ところ
)
を
百
(
ひやく
)
に
勉強
(
べんきやう
)
するですわい。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
外には死んだ五兵衞の妾お絹と下女のお
百
(
ひやく
)
だけ。お絹は商賣人上りの三十女で、愛嬌がボタボタこぼれ相な豊艶な女、それが大芝居で悲歎場を見せるのは、身内の人達の大きな惱みでした。
銭形平次捕物控:072 買つた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
十五
日目
(
にちめ
)
に
成
(
な
)
らなくつちや
財布
(
せえふ
)
も
膨
(
ふく
)
れねえが、
又
(
また
)
百
(
ひやく
)
でも
出
(
で
)
つこはねえかんな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
聖壇
(
せいだん
)
にこのうらわかき
犠
(
にへ
)
を見よしばしは
燭
(
しよく
)
を
百
(
ひやく
)
にもまさむ
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
時
(
とき
)
いま、
百
(
ひやく
)
の
工場
(
こうぢやう
)
に
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
長さは
百
(
ひやく
)
五十
哩
(
まいる
)
ぢや
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
隴
(
ろう
)
を
得
(
え
)
て
蜀
(
しよく
)
を
望
(
のぞ
)
むは
夫
(
そ
)
れ
人情
(
にんじやう
)
の
常
(
つね
)
なるかも、
百
(
ひやく
)
に
至
(
いた
)
れば
千
(
せん
)
をと
願
(
ねが
)
ひ
千
(
せん
)
にいたれば
又
(
また
)
萬
(
まん
)
をと
諸願
(
しよぐわん
)
休
(
やす
)
む
時
(
とき
)
なければ
心
(
こゝろ
)
常
(
つね
)
に
安
(
やす
)
からず、つら/\
思
(
おも
)
へば
無一物
(
むいちぶつ
)
ほど
氣樂
(
きらく
)
なるはあらざるべし
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
あゝ、
裝束
(
しやうぞく
)
かい、
皆
(
みん
)
な
灰
(
はひ
)
さ——
面
(
めん
)
だけは
近所
(
きんじよ
)
のお
弟子
(
でし
)
が
駈
(
か
)
けつけて、
殘
(
のこ
)
らずたすけた。
百
(
ひやく
)
幾
(
いく
)
つといふんだが、これで
寶生流
(
はうしやうりう
)
の
面目
(
めんぼく
)
は
立
(
た
)
ちます。
裝束
(
しやうぞく
)
は、いづれ
年
(
とし
)
がたてば
新
(
あたら
)
しくなるんだから。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
勿論
(
もちろん
)
、かの
船
(
ふね
)
は
私
(
わたくし
)
の
想像
(
さうざう
)
するが
如
(
ごと
)
き
海賊船
(
かいぞくせん
)
であつたにしろ、
左樣
(
さう
)
無謀
(
むぼう
)
には
本船
(
ほんせん
)
を
撃沈
(
げきちん
)
するやうな
事
(
こと
)
はあるまい、
印度洋
(
インドやう
)
の
平均水深
(
へいきんすいしん
)
は一
千
(
せん
)
八
百
(
ひやく
)
三十
尋
(
ひろ
)
、
其樣
(
そん
)
な
深
(
ふか
)
い
所
(
ところ
)
で
輕々
(
かろ/″\
)
しく
本船
(
ほんせん
)
を
撃沈
(
げきちん
)
した
處
(
ところ
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「お
百
(
ひやく
)
は。」
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
此時
(
このとき
)
既
(
すで
)
に
本船
(
ほんせん
)
を
去
(
さ
)
る
海蛇丸
(
かいだまる
)
の
距離
(
きより
)
は
僅
(
わず
)
かに二
百
(
ひやく
)
二三十
米突
(
メートル
)
以内
(
いない
)
※
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“百”の意味
《数詞》
(ヒャク、もも、ほ) 十の二乗。100。
(出典:Wiktionary)
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
“百”を含む語句
百姓
百貨店
百度
百合
百日
百歳
百囀
凡百
百足
百年
八百万
百千
百川
百鬼夜行
五百
百鳥
百代
百尺
百万長者
大英百科全書
...