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癇高
ふりがな文庫
“癇高”の読み方と例文
読み方
割合
かんだか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんだか
(逆引き)
姐さんたちは、自分たちをお客に聘ばせて呉れた恩人のお雛妓の顔を立てて、ばつを合せるようにきゃあきゃあと
癇高
(
かんだか
)
く笑った。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
柳吉の声で「ああ、お、お、お、おばはんか、親爺は今死んだぜ」「ああ、もし、もし」蝶子の声は
癇高
(
かんだか
)
く
震
(
ふる
)
えた。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
と、かつて聞かないほどな
癇高
(
かんだか
)
い声で一
喝
(
かつ
)
され、三名は、あっと云うなり道を駈け降りて、御所内の
濠
(
ほり
)
の吊橋を、飛ぶが如く、もう彼方へ急いでいた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
癇高(かんだか)の例文をもっと
(26作品)
見る
癇
漢検1級
部首:⽧
17画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“癇”で始まる語句
癇癪
癇
癇癖
癇性
癇癪持
癇癪玉
癇走
癇持
癇癪筋
癇症
“癇高”のふりがなが多い著者
田中英光
吉行エイスケ
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吉川英治
岡本かの子