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癇癪
ふりがな文庫
“癇癪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんしゃく
93.3%
かんしやく
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんしゃく
(逆引き)
その怒りは心頭より発したる怒りではなく、
癇癪
(
かんしゃく
)
より出でた怒りでしたけれども、この場合怒ることのできたのは
物怪
(
もっけ
)
の幸いでした。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
語学だの数学だのという基礎学は、
癇癪
(
かんしゃく
)
にさわるほど同級の者たちが呑込みがおそいのでただもどかしさをそそられるばかりだった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
癇癪(かんしゃく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かんしやく
(逆引き)
さういふ場合、リヴィングストーンは実に悠長にかまへて、少しも
癇癪
(
かんしやく
)
なんか起さず、無理をせずに有利な結末をつけるのでした。
アフリカのスタンレー
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
少くとも学者らしい顔をする者には忽ち
癇癪
(
かんしやく
)
を起したと見え、常に諷刺的天才を示した独特の皮肉を浴びせかけてゐる。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
癇癪(かんしやく)の例文をもっと
(17作品)
見る
“癇癪”の意味
《名詞》
神経質で怒りっぽい性質。
立腹すること。
(出典:Wiktionary)
癇
漢検1級
部首:⽧
17画
癪
漢検1級
部首:⽧
21画
“癇癪”で始まる語句
癇癪持
癇癪玉
癇癪筋
癇癪声
癇癪事
癇癪交
癇癪紛
癇癪面
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“癇癪”のふりがなが多い著者
中里介山
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アントン・チェーホフ
有島武郎
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林不忘
山本周五郎
高浜虚子