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癇癪声
ふりがな文庫
“癇癪声”の読み方と例文
読み方
割合
かんしゃくごえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんしゃくごえ
(逆引き)
蘭子はいささか面くらって、だまって突っ立っていると、たちまちわがままお嬢さんの
癇癪声
(
かんしゃくごえ
)
が響きわたった。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「早く早く、早くしないと出っちまいますよ」改札がたまらなくなって
癇癪声
(
かんしゃくごえ
)
をふり立てた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
揚句
(
あげく
)
の果に誰かが「
髪
(
あたま
)
へ触っちゃ
厭
(
いや
)
だっていうのに。」と
癇癪声
(
かんしゃくごえ
)
を張り上げるが口喧嘩にならぬ先に窓下を通る
蜜豆屋
(
みつまめや
)
の呼び声に
紛
(
まぎ
)
らされて、一人が立って
慌
(
あわ
)
ただしく呼止める
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
癇癪声(かんしゃくごえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
癇
漢検1級
部首:⽧
17画
癪
漢検1級
部首:⽧
21画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
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フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
有島武郎
江戸川乱歩
永井荷風