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揚句
ふりがな文庫
“揚句”の読み方と例文
読み方
割合
あげく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あげく
(逆引き)
伝通院
(
でんずういん
)
の境内を逃げ廻った
揚句
(
あげく
)
、真夜中過ぎまで追いつ追われつ、とうとう、金杉水道町の袋路地へ追い込められてしまったのです。
銭形平次捕物控:042 庚申横町
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして随分、異人からお金を取ったんだそうです。その
揚句
(
あげく
)
、下駄でもはき捨てるように、切るの、出て行けのといったからでしょう
旗岡巡査
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元来欧洲航路のカーゴボートの
一等運転手
(
チーフメート
)
であったのが
肺尖
(
はいせん
)
を
患
(
わずら
)
った
揚句
(
あげく
)
、この病院の新聞広告を見て静養しに来たものだそうである。
復讐
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
揚句(あげく)の例文をもっと
(100作品+)
見る
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
句
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
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揚
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