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揚羽
ふりがな文庫
“揚羽”の読み方と例文
読み方
割合
あげは
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あげは
(逆引き)
と
籠
(
かご
)
を
開
(
あ
)
ける、と
飜然
(
ひらり
)
と来た、が、此は純白
雪
(
ゆき
)
の如きが、嬉しさに、
颯
(
さっ
)
と
揚羽
(
あげは
)
の、
羽裏
(
はうら
)
の色は淡く黄に、
嘴
(
くち
)
は
珊瑚
(
さんご
)
の
薄紅
(
うすくれない
)
。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
が、この
市井
(
しせゐ
)
の一
些事
(
さじ
)
らしい『
揚羽
(
あげは
)
のお艶』の噂が、飛んだ凄まじい事件に發展しやうとは、錢形平次も思ひ及ばぬことだつたに違ひありません。
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
出口に花をつけた
桐
(
きり
)
の古木があった。羽の黒い大きな
揚羽
(
あげは
)
の
蝶
(
ちょう
)
がひらひらと広栄の眼の前を流れて往った。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
揚羽(あげは)の例文をもっと
(14作品)
見る
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
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揚羽蝶
揚羽屋
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泉鏡花
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永井荷風
田中貢太郎