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飜然
ふりがな文庫
“飜然”のいろいろな読み方と例文
新字:
翻然
読み方
割合
ひらり
83.7%
ほんぜん
11.6%
からり
2.3%
がらり
2.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひらり
(逆引き)
初更
(
しよかう
)
に
至
(
いた
)
るや、
病
(
や
)
める
妻
(
つま
)
なよやかに
起
(
お
)
きて、
粉黛
(
ふんたい
)
盛粧
(
せいしやう
)
都雅
(
とが
)
を
極
(
きは
)
め、
女婢
(
こしもと
)
をして
件
(
くだん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
を
引出
(
ひきいだ
)
させ、
鞍
(
くら
)
を
置
(
お
)
きて
階前
(
かいぜん
)
より
飜然
(
ひらり
)
と
乘
(
の
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
飜然(ひらり)の例文をもっと
(36作品)
見る
ほんぜん
(逆引き)
蟹の長男は父の没後、新聞雑誌の用語を使うと、「
飜然
(
ほんぜん
)
と心を改めた。」今は何でもある株屋の番頭か何かしていると云う。
猿蟹合戦
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
飜然(ほんぜん)の例文をもっと
(5作品)
見る
からり
(逆引き)
池の端の行き違ひより
飜然
(
からり
)
と変りし源太が腹の底、初めは可愛う思ひしも今は小癪に障つてならぬ其十兵衞に、頭を下げ両手をついて謝罪らねばならぬ忌〻しさ。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
飜然(からり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
がらり
(逆引き)
我の云ふのが腑に落ちたら思案を
飜然
(
がらり
)
と仕変へて呉れ、源太は無理は云はぬつもりだ、これさ何故黙つて居る、不足か不承知か、承知しては呉れないか、ゑゝ我の了見をまだ呑み込んでは呉れないか
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
飜然(がらり)の例文をもっと
(1作品)
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飜
漢検1級
部首:⾶
21画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“飜然”で始まる語句
飜然々々
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飜然々々
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泉鏡花
泉鏡太郎
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幸田露伴
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