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初更
ふりがな文庫
“初更”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょこう
71.4%
しよかう
14.3%
しやかう
3.6%
しよこう
3.6%
しよや
3.6%
よい
3.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょこう
(逆引き)
そこらを無暗に迷いあるいているうちに、夜はだんだんに暗くなって、やがて
初更
(
しょこう
)
(午後七時—九時)に近い頃になったらしいのです。
中国怪奇小説集:14 剪灯新話(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
初更(しょこう)の例文をもっと
(20作品)
見る
しよかう
(逆引き)
初更
(
しよかう
)
に
至
(
いた
)
るや、
病
(
や
)
める
妻
(
つま
)
なよやかに
起
(
お
)
きて、
粉黛
(
ふんたい
)
盛粧
(
せいしやう
)
都雅
(
とが
)
を
極
(
きは
)
め、
女婢
(
こしもと
)
をして
件
(
くだん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
を
引出
(
ひきいだ
)
させ、
鞍
(
くら
)
を
置
(
お
)
きて
階前
(
かいぜん
)
より
飜然
(
ひらり
)
と
乘
(
の
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
初更(しよかう)の例文をもっと
(4作品)
見る
しやかう
(逆引き)
『横笛、横笛』、件の武士は幾度か
獨語
(
ひとりご
)
ちながら、
徐
(
おもむろ
)
に元來し方に歸り行きぬ。霞の底に響く
法性寺
(
ほふしやうじ
)
の鐘の聲、
初更
(
しやかう
)
を告ぐる頃にやあらん。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
初更(しやかう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
しよこう
(逆引き)
致すべしと申付られける
公用人等
(
こうようにんら
)
は
早速
(
さつそく
)
古駕籠
(
ふるかご
)
一
挺
(
ちやう
)
古看板
(
ふるかんばん
)
三ツ并びに
帶
(
おび
)
三筋女の
掛無垢等
(
かけむくとう
)
を用意なし日の
暮
(
くるゝ
)
をぞ
相待
(
あひまち
)
ける扨夜も
初更
(
しよこう
)
の頃に
成
(
なり
)
しかば越前守は
掛無垢
(
かけむく
)
を
頭
(
かしら
)
より
冠
(
かぶ
)
りて彼古駕籠に身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
初更(しよこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
しよや
(逆引き)
可哀
(
かあい
)
や我故
身形
(
みなり
)
も
構
(
かま
)
はず
此寒空
(
このさむそら
)
に
袷
(
あはせ
)
一ツ寒き樣子は見せねども此頃は苦勞の故か
面痩
(
おもやせ
)
も見えて
一入
(
ひとしほ
)
不便に思ふなり今宵は
何方
(
いづかた
)
へ行しにや最早
初更
(
しよや
)
近きに
戻
(
もど
)
り
來
(
こ
)
ねば晝は身
形
(
なり
)
の
窶然
(
みすぼらし
)
く金の
才覺
(
さいかく
)
にも出
歩行
(
あるか
)
れぬ故夜に入て才覺に出行しか女の夜道は
不用心
(
ぶようじん
)
若
(
もし
)
惡者
(
わるもの
)
に
出會
(
であ
)
はぬか
提灯
(
ちやうちん
)
は持ち行しか是と云も皆我が身の
在
(
ある
)
故なり
生甲斐
(
いきがひ
)
もなき身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
初更(しよや)の例文をもっと
(1作品)
見る
よい
(逆引き)
それから緒方の塾に
這入
(
はいっ
)
てからも私は自分の身に覚えがある。夕方食事の時分に
若
(
も
)
し酒があれば酒を
飲
(
のん
)
で
初更
(
よい
)
に寝る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
初更(よい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“初更”の意味
《名詞》
五更の一番目。戌の刻。
(出典:Wiktionary)
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬
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与謝野寛
吉川英治
蒲 松齢
作者不詳
南方熊楠
福沢諭吉
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