“引出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきいだ34.4%
ひきだ31.1%
ひきだし26.2%
ひきい3.3%
ひきで3.3%
とりだ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初更るや、めるなよやかにきて、粉黛盛粧都雅め、女婢をして駿馬引出させ、きて階前より飜然る。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手足被杻械念彼観音力釈然得解脱、と牢のでも観音経んで居たが今ヒョロ/\と縄に掛って仮牢から引出されるを見ますると
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私が金に困つて古着屋を呼んで洋服を売つて居ても平気で見てゐたし、勝手元の引出に金が無ければ買物に出かけないだけであつた。
智恵子抄 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)
翌日も、しく蒼渺たる大海原表面むるばかりで、たゞ端艇沙魚潮流引出だされ、反對流とて、今度西南から東方
山県蔦之助どのとやら、まことにかたじけのうござった。そもいかなるお人かぞんじませぬが、おことばに甘えて初見参のお引出もの、たしかにちょうだいつかまつった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やっと袂へ入れて貞之進は持帰ったが、それからこの写真は、机の抽斗の錠のある方の奥へまわれ、日に夜に幾度か引出されて、人の足音のするまではながめられ、そして或時、実に或時
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)