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引出
ふりがな文庫
“引出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきだ
33.3%
ひきいだ
33.3%
ひきだし
25.4%
ひきい
3.2%
ひきで
3.2%
とりだ
1.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきだ
(逆引き)
手足被杻械
(
しゅそくぴちゅうかい
)
、
念彼観音力
(
ねんぴかんのんりき
)
、
釈然得解脱
(
しゃくねんとくげだつ
)
、と牢の
中
(
なか
)
でも
観音経
(
かんのんぎょう
)
を
誦
(
よ
)
んで居たが今ヒョロ/\と縄に掛って仮牢から
引出
(
ひきだ
)
されるを見ますると
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
引出(ひきだ)の例文をもっと
(21作品)
見る
ひきいだ
(逆引き)
初更
(
しよかう
)
に
至
(
いた
)
るや、
病
(
や
)
める
妻
(
つま
)
なよやかに
起
(
お
)
きて、
粉黛
(
ふんたい
)
盛粧
(
せいしやう
)
都雅
(
とが
)
を
極
(
きは
)
め、
女婢
(
こしもと
)
をして
件
(
くだん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
を
引出
(
ひきいだ
)
させ、
鞍
(
くら
)
を
置
(
お
)
きて
階前
(
かいぜん
)
より
飜然
(
ひらり
)
と
乘
(
の
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
引出(ひきいだ)の例文をもっと
(21作品)
見る
ひきだし
(逆引き)
私が金に困つて古着屋を呼んで洋服を売つて居ても平気で見てゐたし、勝手元の
引出
(
ひきだし
)
に金が無ければ買物に出かけないだけであつた。
智恵子抄
(新字旧仮名)
/
高村光太郎
(著)
引出(ひきだし)の例文をもっと
(16作品)
見る
▼ すべて表示
ひきい
(逆引き)
其
(
その
)
翌日
(
よくじつ
)
も、
空
(
むな
)
しく
蒼渺
(
さうびやう
)
たる
大海原
(
おほうなばら
)
の
表面
(
ひやうめん
)
を
眺
(
なが
)
むるばかりで、たゞ
我
(
わが
)
端艇
(
たんてい
)
は
沙魚
(
ふか
)
の
爲
(
ため
)
に
前
(
まへ
)
の
潮流
(
てうりう
)
を
引出
(
ひきい
)
だされ、
今
(
いま
)
は
却
(
かへつ
)
て
反對流
(
はんたいりう
)
とて、
今度
(
こんど
)
は
西南
(
せいなん
)
から
東方
(
とうほう
)
に
向
(
むか
)
ひ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
引出(ひきい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひきで
(逆引き)
山県蔦之助
(
やまがたつたのすけ
)
どのとやら、まことにかたじけのうござった。そもいかなるお人かぞんじませぬが、おことばに甘えて
初見参
(
ういげんざん
)
のお
引出
(
ひきで
)
もの、たしかにちょうだいつかまつった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
引出(ひきで)の例文をもっと
(2作品)
見る
とりだ
(逆引き)
やっと袂へ入れて貞之進は持帰ったが、それからこの写真は、机の
抽斗
(
ひきだし
)
の錠のある方の奥へ
蔵
(
かく
)
まわれ、日に夜に幾度か
引出
(
とりだ
)
されて、人の足音のするまではながめられ、そして或時、実に或時
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
引出(とりだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“引出”の類義語
抽斗
抽出
“引出”で始まる語句
引出物
引出茶屋
検索の候補
引出物
誘引出
聟引出
引出茶屋
引張出
引摺出
“引出”のふりがなが多い著者
樋口一葉
押川春浪
三遊亭円朝
アリギエリ・ダンテ
壺井栄
泉鏡太郎
泉鏡花
江見水蔭
柳宗悦
作者不詳