“件”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くだん77.9%
くだり9.8%
くだ4.6%
けん4.6%
こと1.4%
かど0.7%
クダリ0.7%
ともな0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“件”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]63.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.9%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
くだんの三丁目にたたずみつつ、時々、一粒ぐらいぼつりと落ちるのを、洋傘こうもりの用意もないに、気にもしないで
妖術 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これを受け取ったくだんの雲水、非常にわが身の浅慮を後悔し、再び瓢水翁を訪れて一晩じゅう語り明かしたということです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
その場で鬼太郎君が筆を執って、私も多少の助言をして、二十分ばかりでともかくも其の唄のくだりだけを全部書き直して渡した。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
松王が身がわりの秘密を打明けるくだりになると、婦人の観客のうちにはハンカチーフを眼にあてているのが沢山ありました。
米国の松王劇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その当時、わたしは十三、四歳であったが、一編の眼目とする牡丹燈籠の怪談のくだりを読んでも、さのみに怖いとも感じなかった。
寄席と芝居と (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それから三、四年の後に、「金色夜叉こんじきやしゃ」の塩原しおばら温泉のくだりが読売新聞紙上に掲げられた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
御依頼ごいらい唱歌しやうかけん我等われら三人さんにんとも同意どういいたさふらふ
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
それゆえ、主君しゅくん直参じきさん浜松城はままつじょうの人々に、その代試合だいじあいをいらいするが、そのけん
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「面目次第も無いことさ。三年ぜんだ、やっぱりこの土地で、鉄道往生をしそくなった、その時なんです。」
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
校長は一つ咳払ひして、さて器械的な改つた調子で、敬之進が退職のことを報告した。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ちゝのグロモフは詐欺さぎと、浪費らうひとのかどもつ裁判さいばんわたされ
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ちちのグロモフは詐欺さぎと、浪費ろうひとのかどもっ裁判さいばんわたされ
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
上のクダリ国常立神より以下、伊邪那美神まで、併せて神七代と称すと。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
「九つ梯子」から「あるぞえ、あるぞえ」の耳打ちのクダリに到るまで、はしやぐお軽に属する部分に、皆の見外してゐるお軽の自由性と、穢れない処女性、さう言ふものを見た筈なのである。
學院がくゐんつかはして子弟していともなはしむれば、なるがゆゑ同窓どうさうはづかしめらる。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)