“出来事”のいろいろな読み方と例文
旧字:出來事
読み方割合
できごと83.3%
エルアイグニス8.3%
ニュース8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもいがけない出来事できごとに、茫然ぼうぜんとしていた小僧こぞう市松いちまつが、ぺこりとげたあたまうえで、若旦那わかだんなこえはきりぎりすのようにふるえた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
アヽ世に人物に対する衝突なきの出来事ある。若し之れありとせば、ソは最早もはや出来事エルアイグニスとは称すべからざるなり。これを以つて之をれば、罪過も衝突コンフリクトも行為結果の動力を意味するに至つては同一なり。
罪過論 (新字旧仮名) / 石橋忍月(著)
ふとその頃に、倫敦ロンドンタイムス紙やマンチェスター・ガーデアン紙、デリー・テレグラフ紙、クロニクル紙各紙の社会面を賑わしていたアンゴラ、ロアンダ特電の出来事ニュースが眼に触れたのであった。
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)