“出来星”の読み方と例文
旧字:出來星
読み方割合
できぼし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伴(つれ)なる書生のしたり顔「左様(さう)サ、陸海軍御用商人、九州炭山株式会社の取締、俄大尽(にはかだいじん)、出来星(できぼし)紳商山木剛造殿の御宅は此方(こなた)で御座いサ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
釘といふものは、出来星(できぼし)の紳士と同じやうに、根締(ねじめ)が弛(ゆる)むと、直ぐ頭を持ちあげたがるものなので、時々金槌で叩いておく必要がある。
本田昇(のぼる)と言ッて、文三より二年前(ぜん)に某省の等外を拝命した以来(このかた)、吹小歇(ふきおやみ)のない仕合(しあわせ)の風にグットのした出来星(できぼし)判任、当時は六等属の独身(ひとりみ)ではまず楽な身の上。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)