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根締
ふりがな文庫
“根締”の読み方と例文
読み方
割合
ねじめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねじめ
(逆引き)
釘といふものは、
出来星
(
できぼし
)
の紳士と同じやうに、
根締
(
ねじめ
)
が
弛
(
ゆる
)
むと、直ぐ頭を持ちあげたがるものなので、時々金槌で叩いておく必要がある。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
鈴木屋さんに知れても悪いから黙ってゝおくれよと
尽底
(
すっかり
)
騙
(
だま
)
して
口留
(
くちどめ
)
を
為
(
し
)
たが、
夜半
(
よなか
)
に最う一遍
根締
(
ねじめ
)
を見ようと思って往ったのだが、ちょうど
宜
(
い
)
い処で出会ったね
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
続いて後の二
挺
(
ちょう
)
からも、老女の水瀬と
侍女
(
こしもと
)
が走りだして、更に、その
﨟
(
ろう
)
たけた
艶
(
あで
)
やかさを引ッ立てる
根締
(
ねじめ
)
のように、御方の
裳
(
すそ
)
に添って油断なく懐剣の柄を握りしめる。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
根締(ねじめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
締
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“根”で始まる語句
根
根柢
根性
根方
根元
根本
根太
根気
根岸
根津
“根締”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
薄田泣菫
吉川英治