“根柢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんてい97.4%
グルンド1.3%
シキ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう相反する二つの信雄観は、秀吉も家康も、目的の根柢こんていは一つだが、策において、対立のかたちをここに現わして来たものだった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
普遍的自我は我等の追求の標的たる理想に止るか、若しくは我等と世界との根柢グルンドをなす實在であるか。
三太郎の日記 第三 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)
社交道徳なんていうものとは根柢シキが違うんだ。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)