新書太閤記しんしょたいこうき10 第十分冊10 だいじゅうぶんさつ
一年。——実にわずか一年の間でしかない。 去年天正十年の初夏から、ことし十一年の夏までの間に、秀吉の位置は、秀吉自身すら、内心、驚目したであろう程な飛躍を遂げた。 明智を討ち、柴田を斃した。 滝川、佐々も膝を屈した。 丹羽長秀はひとえに信を …
作品に特徴的な語句
退 ハシ まさし タク シチ ハヂ ヤブ オボ カウム ぞな こと シカ もの とき ばたら モト ヌス がさ アザム 夫婦ひとつ たん かう だま 御前ごぜ ひま こう じょ ウカガ そら ふくろ 退 いっ ぜい じろ ひとつ ハラ だま しる 未明みみやう 悪性わるしょう づら ヤイバ りゃく すぐ 確乎しか 彼方あなた へん ゆう ぼう おと 闇々アンアン 生地しょうち かかわ 間隙はざま ひつじ おも おさ 酒杯しゅはい 施物せもの あせ あや すみ まな トガ じり つろ たま はい 見損みそこの あん かたじけの もと おこな とつ 穿 負傷てきず くら 出来でか こく
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