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衂
ふりがな文庫
“衂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちぬ
73.7%
じっ
5.3%
ちぬら
5.3%
ぬ
5.3%
はなぢ
5.3%
チ
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちぬ
(逆引き)
また別に『宝刀未だ
衂
(
ちぬ
)
らず洋夷の血』とか『三たび死を決して而も死せず』とか、なかなかいうことは壮烈だけれども結局は云うばかりだ
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
衂(ちぬ)の例文をもっと
(14作品)
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じっ
(逆引き)
突然
衂
(
じっ
)
血、吐血、下血、創傷再出血を起こして死亡した。これは還流血液中の血小板が破壊され、出血性素因を生じたものと思われる。兎での実験がある。
長崎の鐘
(新字新仮名)
/
永井隆
(著)
衂(じっ)の例文をもっと
(1作品)
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ちぬら
(逆引き)
その、美少女の左の胸のふくらみの下には、
何時
(
いつ
)
刺されたのか、白い
𣠽
(
つか
)
のついた
匕首
(
あいくち
)
が一本、無気味な刃を
衂
(
ちぬら
)
して突刺っているのだ。
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
衂(ちぬら)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ぬ
(逆引き)
母の仇は必ず討つと、彼は
曩
(
さき
)
の日お杉に誓ったのである。
其
(
その
)
仇の名は今やお葉の口から
洩
(
も
)
れた。気の短い重太郎は
既
(
も
)
う一刻も猶予はならぬ、仇の血を
衂
(
ぬ
)
るべき
洋刃
(
ないふ
)
を
把出
(
とりだ
)
して、彼は
俄
(
にわか
)
に
身繕
(
みづくろ
)
いした。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
衂(ぬ)の例文をもっと
(1作品)
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はなぢ
(逆引き)
檳「おお、大変な
衂
(
はなぢ
)
ですぜ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
衂(はなぢ)の例文をもっと
(1作品)
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チ
(逆引き)
人間誰カ母ノ子ナラザル者アランヤ。
而
(
シカ
)
アレ、御辺ノ情ニ対シテ、
弾
(
ヒ
)
ク弓ナク、御辺ノ恩ニ向ツテ
衂
(
チ
)
ヌル
刃
(
ヤイバ
)
ナシ。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
衂(チ)の例文をもっと
(1作品)
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衂
部首:⾎
9画
“衂”のふりがなが多い著者
永井隆
尾崎紅葉
吉川英治
蘭郁二郎
福沢諭吉
中里介山
喜田貞吉
海野十三
山本周五郎
岡本綺堂