“刃”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
やいば70.8%
23.7%
じん1.9%
0.8%
0.8%
ヤイバ0.8%
0.4%
はがね0.4%
ナイフ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“刃”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
きらめくやいばは金剛石の燈下にまろぶ光きら/\截切たちきる音はそらかく矢羽やばねの風をる如く
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
袂を離したのは、刀を抜くためであった。やいばを手に抜くと、刃が人間を持ったように、又八の人相はまるで変ってしまった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まだ十合じゅうごうを合わせないうちに、見る見る、鉾先ほこさきがしどろになって、次第にあとへ下がってゆく。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
されど罪を責むることば犯せる者の口よりいづれば、我等の法廷しらすにて、輪はさかさまににむかひてめぐる 四〇—四二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
このえきや、燕王数々しばしばあやうし、諸将帝のみことのりを奉ずるを以て、じんを加えず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
と相手を確かめようとしましたが、さらに烈しい二じん三刃、口をきくまもない太刀風です。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あの連中だって、つけの理屈をならべるよりか、りんごを食ったり、歌をうたったりするほうが実はおもしろいんだよ。ふふふ。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
——わたしは、しもねむりをさました劍士けんしのやうに、ちついてきすまして、「大丈夫だいぢやうぶだ。ちかければ、あのおときつとみだれる。」……カチカチカヽチ。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
正宗の大刀のよりも、国のため するどき筆の鉾フルひみむ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
生き神として、神の如く大八洲国をお治めなさる尊い御方の寸法長い御生命を、神宝の中の御横刀ミハカシが広く打つてあるやうに、先になるほど、広くしつかりとうち堅め、おなじく白い御馬の前足の爪・後足の爪を踏み立てる事を比喩にとつて言へば
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
後の五郎の助六が、常に問題としてゐる友切丸は「愛護桜」では、ヤイバ大刀タチであつたものか。
愛護若 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
シカアレ、御辺ノ情ニ対シテ、ク弓ナク、御辺ノ恩ニ向ツテヌルヤイバナシ。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「新九郎様ッ、悪人のにおかかり遊ばすな!」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と呶鳴ると、の侍は突然いきなり腰にして居た一刀を引抜くはがねの光に、重三郎はたまらんと心得て逃げたが、横へ切れゝばいのに真直まっすぐに往ったから仙台堀へ駈込んだが
頬へ受けたナイフは、古くなると苦笑に見えるものだ。