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『猫の蚤とり武士』
ふりがな文庫
『
猫の蚤とり武士
(
ねこののみとりぶし
)
』
「蚤とりましょう。猫の蚤とり!」 黒の紋付きの着流しに、長目の両刀を落として差し、編笠をかむった浪人らしい武士が、明暦三年七月の夕を、浅草の裏町を歩きながら、家々の間でそう呼んだ。 お払い納め、すたすた坊主、太平記よみ獣の躾け師——しがない …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「夕刊大阪新聞」1934(昭和9)年8月7日~12月28日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6時間14分(500文字/分)
朗読目安時間
約10時間22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
業
(
なりわい
)
生活
(
くらす
)
穢
(
きたの
)
誘惑
(
おびき
)
刃
(
ねたば
)
生
(
な
)
撫
(
さ
)
肥
(
ぶと
)
間
(
あい
)
怯
(
おびや
)
爺
(
とっ
)
旁
(
つくり
)
審
(
いぶ
)
汝
(
おのれ
)
咳
(
しわぶ
)
縛
(
から
)
艶
(
なまめ
)
猟
(
か
)
餓
(
かつ
)
優
(
ま
)
身装
(
いでたち
)
穏
(
おとな
)
我
(
が
)
虐
(
いじ
)
覆
(
くつが
)
供人
(
とも
)
爺
(
おやじ
)
熔
(
あぶ
)
出
(
い
)
尾行
(
つ
)
宣
(
なの
)
宛
(
あて
)
来
(
こ
)
吃驚
(
びっく
)
汝
(
うぬ
)
細作
(
かんじゃ
)
遁
(
の
)
緘
(
とざ
)
邪
(
よこし
)
痒
(
がゆ
)
担
(
にな
)
萎
(
な
)
蠢
(
うご
)
覚
(
おぼ
)
揮
(
ふ
)
舁
(
か
)
彼奴
(
きゃつ
)
自
(
おのずか
)
敵
(
かな
)
審
(
いぶか
)
肉
(
じし
)
躾
(
しつ
)
子
(
ね
)
媚
(
こび
)
妾
(
わたし
)
如
(
し
)
天晴
(
あっぱ
)
框
(
がまち
)
縛
(
いまし
)
終
(
しま
)
此奴
(
こやつ
)
黒痣
(
くろあざ
)
籠
(
こ
)
介添
(
かいぞ
)
閑
(
かん
)
痲痺
(
しび
)
笑
(
え
)
雀躍
(
こおど
)
魚屋
(
ととや
)
何処
(
いずこ
)
破壊
(
こわ
)
其奴
(
そやつ
)
俺
(
わし
)
眄
(
め
)
虻蜂
(
あぶはち
)
綺麗
(
きれい
)
覚束
(
おぼつか
)
痙攣
(
けいれん
)
藪蛇
(
やぶへび
)
藍
(
あい
)
藁
(
わら
)
蓋
(
ふた
)
痣
(
あざ
)
菰
(
こも
)
菊女
(
きくめ
)
草鞋
(
わらじ
)
英邁
(
えいまい
)
癇癖
(
かんぺき
)
癇癪
(
かんしゃく
)
艶
(
つや
)
船夫
(
かこ
)
舁
(
かつ
)
癪
(
しゃく
)
直々
(
じきじき
)
瞠
(
みは
)
翔
(
か
)
繋
(
つな
)
簾子
(
れんこ
)
罵
(
ののし
)
粗忽
(
そこつ
)