“黒痣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほくろ50.0%
くろあざ41.7%
あざ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新「ヘエ、成程鼻の高い男子おとこだ、眼の下に黒痣ほくろが有りますか、おゝ成程、だが新五郎様と云う証拠が何か有りますか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
皆まで聞かずに、勘次の押さえている味噌松の両袖を、何思ったか藤吉はめりめりとむしり取った。と、裸かの右腕に黒痣くろあざのような前歯の跡。
左の頬に黒痣あざはと聞きましたら夫は確かに覚えぬが何でも大名縞の単物ひとえものの上へ羽織を着て居たと云う事です
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)