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黒繻子
ふりがな文庫
“黒繻子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くろじゅす
81.7%
くろじゆす
14.4%
くろしゅす
1.9%
くろしゆす
1.0%
くろじゅず
1.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くろじゅす
(逆引き)
日の光は、相変わらず目の前の往来を、照り
白
(
しら
)
ませて、その中にとびかう
燕
(
つばくら
)
の羽を、さながら
黒繻子
(
くろじゅす
)
か何かのように、光らせている。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
黒繻子(くろじゅす)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くろじゆす
(逆引き)
思
(
おも
)
ひ
切
(
き
)
つたる
大形
(
おほがた
)
の
裕衣
(
ゆかた
)
に
引
(
ひつ
)
かけ
帶
(
おび
)
は
黒繻子
(
くろじゆす
)
と
何
(
なに
)
やらのまがひ
物
(
もの
)
、
緋
(
ひ
)
の
平
(
ひら
)
ぐけが
背
(
せ
)
の
處
(
ところ
)
に
見
(
み
)
えて
言
(
い
)
はずと
知
(
し
)
れし
此
(
この
)
あたりの
姉
(
あね
)
さま
風
(
ふう
)
なり
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
黒繻子(くろじゆす)の例文をもっと
(15作品)
見る
くろしゅす
(逆引き)
窓の
紐
(
ひも
)
を引いて厚い
黒繻子
(
くろしゅす
)
のカーテンを閉め、部屋を暗室にすると、幻燈内の電燈を点火し、靴箆を器械に挿入して、ピントを合せた。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
黒繻子(くろしゅす)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
くろしゆす
(逆引き)
彼方
(
あちら
)
の
角
(
かど
)
だから、遠く三四郎と
真向
(
まむかひ
)
になる。
折襟
(
をりえり
)
に、
幅
(
はゞ
)
の広い
黒繻子
(
くろしゆす
)
を
結
(
むす
)
んだ
先
(
さき
)
がぱつと
開
(
ひら
)
いて胸
一杯
(
いつぱい
)
になつてゐる。与次郎が、仏蘭西の
画工
(
アーチスト
)
は、みんなあゝ云ふ
襟飾
(
えりかざり
)
を
着
(
つ
)
けるものだと教へて呉れた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
黒繻子(くろしゆす)の例文をもっと
(1作品)
見る
くろじゅず
(逆引き)
派手な
結城紬
(
ゆうきつむぎ
)
の
一重物
(
ひとえもの
)
に、
桐
(
きり
)
の落葉の
刺繍
(
ししゅう
)
を置いた
黒繻子
(
くろじゅず
)
の帯をしめて、例によって艶々とした丸髷のつむりをふせ、ベッドの純白のシーツの上に、フーワリと腰をおろしていたが、洋風の調度と
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
黒繻子(くろじゅず)の例文をもっと
(1作品)
見る
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
繻
漢検1級
部首:⽷
20画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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黒繻子前帯
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繻子張
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三上於菟吉
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樋口一葉
谷譲次
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二葉亭四迷
夏目漱石
エドガー・アラン・ポー
三遊亭円朝