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くろじゆす
ふりがな文庫
“くろじゆす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黒繻子
78.9%
黒襦子
21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒繻子
(逆引き)
「へエ、——二、三年前まで坊つちやんの腰へ下げて居りました。
黒繻子
(
くろじゆす
)
に金糸で定紋を縫出した、立派な品でございます」
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
と言つて女房に約束の
黒繻子
(
くろじゆす
)
の帯を
倹約
(
しまつ
)
して、それを
購
(
か
)
つて帰つた。——言ふ迄もなく画は黒繻子の帯と同格の値段だつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
くろじゆす(黒繻子)の例文をもっと
(15作品)
見る
黒襦子
(逆引き)
昂
(
たか
)
ぶりし心抑へて
黒襦子
(
くろじゆす
)
の薄き
袖
(
そで
)
口
揃
(
そろ
)
へても見つ
かろきねたみ
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
柿色に
蝶鳥
(
てふとり
)
を染めたる大形の
裕衣
(
ゆかた
)
きて、
黒襦子
(
くろじゆす
)
と
染分
(
そめわけ
)
絞りの
昼夜帯
(
ちうやおび
)
胸だかに、足にはぬり
木履
(
ぼくり
)
ここらあたりにも多くは見かけぬ高きをはきて、朝湯の帰りに首筋白々と
手拭
(
てぬぐひ
)
さげたる立姿を
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
くろじゆす(黒襦子)の例文をもっと
(4作品)
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