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袖
ふりがな文庫
“袖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そで
98.2%
たもと
0.9%
ぽ
0.2%
ころもで
0.2%
つれ
0.2%
ソデ
0.2%
ソーデ
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そで
(逆引き)
歌が終わって
袖
(
そで
)
が下へおろされると、待ち受けたようににぎわしく起こる楽音に舞い手の
頬
(
ほお
)
が染まって常よりもまた光る君と見えた。
源氏物語:07 紅葉賀
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
袖(そで)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たもと
(逆引き)
思
(
おも
)
ひせまつて
梅川
(
うめかは
)
は、
袖
(
たもと
)
をだいてよろ/\よろ、
私
(
わたし
)
の
方
(
はう
)
へよろめいて、はつと
踏
(
ふ
)
みとまつて、
手
(
て
)
をあげた
時
(
とき
)
、
白
(
しろ
)
い
指
(
ゆび
)
がかちりと
鳴
(
な
)
つたのです。
桜さく島:見知らぬ世界
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
袖(たもと)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぽ
(逆引き)
それをどうかちょいと拭いてくれないかと言うと、ようございますと言ってじきに取り上げて、自分の鼻汁を拭いた長い
筒
(
つつ
)
っ
袖
(
ぽ
)
の先で茶碗を拭き取るのです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
袖(ぽ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ころもで
(逆引き)
ひさかたの雨には着ぬを怪しくもわが
袖
(
ころもで
)
は干るときなきか (巻七、譬喩歌)
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
袖(ころもで)の例文をもっと
(1作品)
見る
つれ
(逆引き)
あまりといえば
袖
(
つれ
)
ない奥様のなされかた、——よし不義のそもそもから旦那様の御耳に入れて、御気毒ながらせめてもの
気晴
(
きばらし
)
に、奥様の計略の裏を掻いてくれんと、私は女の本性を顕したのです。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
袖(つれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ソデ
(逆引き)
伊豆相模ノ
境目
(
サカヒメ
)
ニアル城ナドニモ、何カト訊ネ
質
(
タダ
)
シ給ヒ、
由井
(
ユヰ
)
ノ
磯浪
(
イソナミ
)
袖
(
ソデ
)
ヌレテ、ココニ
興津
(
オキツ
)
ノ白浪ヤ、田子ノ浦浜、三保ヶ崎、三保ノ松原
羽衣
(
ハゴロモ
)
ノ名所名所ニ御心ヲツケラレ、江尻ノ南、
久能
(
クノウ
)
ノ城
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袖(ソデ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ソーデ
(逆引き)
「
春
(
ファル
)
は
野
(
ヌ
)
も
山
(
ヤマ
)
も、
百合
(
ユーリ
)
の
花盛
(
ファナサカ
)
リーイ、
行
(
イ
)
きすゅる
袖
(
ソーデ
)
の
匂
(
ニオ
)
のしおらしや……」
骨仏
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
袖(ソーデ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“袖”の解説
袖(そで)は、衣服の部分名称であり、筒状になっていて腕を通す部分である。スリーヴ(en: sleeve)、マンシュ(fr: manche)。
ほとんどは身頃と別に裁断・縫製し、できた後で身頃の肩に袖付(そでつけ)される。ただし、ドルマン・スリーヴなど、身頃から布地が続いているものも希にある。
袖のない衣服は、腕が露出するノースリーブか、マントのように上半身全体を外側から覆う衣服である。
(出典:Wikipedia)
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“袖”を含む語句
筒袖
両袖
袖無
領袖
袖口
袖畳
袖摺
袖乞
袖裏
広袖
長袖
袖屏風
鎧袖
兩袖
袖褄
鰭袖
袖搦
振袖新造
廣袖
突袖
...
“袖”のふりがなが多い著者
泉鏡花
夏目漱石
岡本かの子
吉川英治
正岡子規
海野十三
森鴎外
永井荷風
宮沢賢治
長谷川時雨