“ぽ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
語句割合
42.0%
26.1%
7.2%
5.8%
4.3%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
(他:5)7.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まがかどでひよつとときそれが口輕くちがる女房にようばうであれば二三すごしては
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
……竹童ちくどうはまずよかったと、そこでいっそう身をかがませながら、はうようにして、石段を一一歩とのぼっていく……
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
羅馬ローマ鍛冶かじ——とあまり意表外なことを言ったので、あたまも尻ッもなく皆ヘンな顔をして半信半疑、イヤ
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝きげんのいい栗鼠りす、はしゃぎ者のむささび、雨ぎらいのてん、などがりながらえさをあさりに出だした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「なんぼ広い紐育のまちだつて、まさか牛乳ちゝの絞れねえ牝牛に大枚一万四千弗もおツり出す馬鹿者も御座りましねえからの。」
はあちやんのことだから、何処へおつり出しておいても、間違ひはないだらうけれど、余りめた事でもないつて言つてゐたよ。」
のらもの (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
提灯も何もり出して、自分でわッと言ってけつけますと、居処いどころが少しずれて、バッタリと土手っ腹の雪をまくらに、帯腰が谿川の石に倒れておいででした。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
もう鎌なんざアぶっってしまえ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そういう時、最初の看護婦は、——その女は二日ほどいたが堪えられずに帰ってしまった——後を向いて泣出し、二度目の看護婦は不貞腐ふてくされてを向いていた。
斗南先生 (新字新仮名) / 中島敦(著)
たとえば、ひばりも、あまり美しい鳥ではありませんが、よだかよりは、ずっと上だと思っていましたので、夕方など、よだかにあうと、さもさもいやそうに、しんねりと目をつぶりながら、首をそっへ向けるのでした。
よだかの星 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「全く変なんですよ。昨日は一日茅ヶ崎の別荘で待ちけを食わされたといいますから」
青服の男 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
おとつゝあはおこりつだから」としづんでつぶやくやうにいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「それでお前、オッれたちゅうのかい」
青服の男 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
もうその頃には、聞き伝え言い伝えて、全所員のことごとくが仕事をおっり出してここに集まっていたのであろう。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
まったく我々の予想していたものは、家財家具をおっり出し、算を乱して逃げ出した後の無人の都会なのであった。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
だけど、その時の可遊さんと来たら、また別の趣きがあって、却って銀杏八丈の野暮作りがぴったり来ると云う塩梅あんばいでね。眼の縁がっと紅く染って来て、小びんの後毛おくれげをいつも気にする人なんだが、それが知らず知らずのうちに一本一本殖えて行く——と云うほど、あの人だっても夢中になってしまうんだよ。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
先づ山脇道作の子が来り、次に堀本一の子が来り、最後に田中俊庵の子が来つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
それ證據しようこにや屹度きつと自分じぶんはたけのがなひとでもつちやねえからさつせ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それをどうかちょいと拭いてくれないかと言うと、ようございますと言ってじきに取り上げて、自分の鼻汁を拭いた長いつつの先で茶碗を拭き取るのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
余り〔汁〕が多いとつつの方にもそれをすり付けて置くんです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
まさ世々よよ 三に遊ぶべし、
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
われて来たんだべよ。——見れ、弱ってる!」
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)