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放
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ぽ
ふりがな文庫
“
放
(
ぽ
)” の例文
我慢しようと思いましたがつい泣いたでがんす、何うも飛んだ間違いに成りました、これ嘉十、もう鎌なんざアぶっ
放
(
ぽ
)
ってしまえ
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
提灯も何も
押
(
お
)
っ
放
(
ぽ
)
り出して、自分でわッと言って
駈
(
か
)
けつけますと、
居処
(
いどころ
)
が少しずれて、バッタリと土手っ腹の雪を
枕
(
まくら
)
に、帯腰が谿川の石に倒れておいででした。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そしてね、おっ
放
(
ぽ
)
り出した本を引きよせて見ると、大好な
長恨歌
(
ちょうごんか
)
の、夕殿蛍飛思悄然という句が、すぐあったじゃないの。だから、それ書いて
頂戴
(
ちょうだい
)
って、桜津に頼んだの。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
おれにゃ、
嘘
(
うそ
)
と
坊主
(
ぼうず
)
の
頭
(
あたま
)
ァいえねえよ。——
仮
(
かり
)
にもおんなじ
芝居
(
しばい
)
の
者
(
もの
)
が、こんなことを、ありもしねえのにいって
見
(
み
)
ねえ。それこそ
簀巻
(
すまき
)
にして、
隅田川
(
すみだがわ
)
のまん
中
(
なか
)
へおッ
放
(
ぽ
)
り
込
(
こ
)
まれらァな
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
“放”を含む語句
放擲
放下
追放
放棄
放蕩
放縦
突放
解放
放心
放浪者
遣放
放火
開放
放肆
放免
奔放
放任
放埒
手放
出放題
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