“放棄”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほうき28.0%
はうき20.0%
うつちや16.0%
うっちゃ12.0%
ほう12.0%
うっちゃッ4.0%
4.0%
ほか4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“放棄”を含む作品のジャンル比率
技術・工学 > 建築学 > 建築構造100.0%
哲学 > キリスト教 > 教義・キリスト教神学33.3%
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学12.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
これすなわち彼の「精神の井戸いど水枯みずがれした」のである、遼遠りょうえんなるべき前途を放棄ほうきしたのである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「厭なら仕方が無い、権利を放棄ほうきするまでさ、其代り此腕環をもらう事は出来ないぞ」
黄金の腕環:流星奇談 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
こゝろみてそのはなは馬鹿気ばかげきつたる事をみとめたれば全然ぜん/\之を放棄はうきせり
問答二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
そらえたつき放棄はうきしてある手水盥てうづだらひのぞいてはひやゝかにわらうてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
すぐつたわらなはべつつてきながらたゞせはしくて放棄うつちやつてつたのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
佐治に、発送の手伝ひをすると約束をして置いたのだがと、それが一番重大な気がかりでもあつたやうに、思ひ出すと放棄うつちやつては置けないやうな気になつた。
イボタの虫 (新字旧仮名) / 中戸川吉二(著)
「まア、真実ほんとに油断がならないね。大丈夫私は気を附けるが、お徳さんもられそうなものは少時ちょっとでも戸外そと放棄うっちゃって置かんようになさいよ」
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「組合は組合で放棄うっちゃって置け、彼らの書いた種が上がれば、相手にする必要はない。文句をいって来たら、人名録を突き附けて先方の落ち度を抑えてやれば好い。放棄ほうって置け放棄って置け」
もしこのままに放棄ほうってしまうようなことでもしたら、どうしてやろう。
黒髪 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
かれはおつぎの意中いちうかいしてるので吸殼すひがらけつしてにつくところへはてないでこまかにんでそとついで他人たにん垣根かきねなかなどへ放棄ほうつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
その事なら放棄うっちゃッときな、おれが方寸にある事だ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ただ普通の習慣に従って逢おうとすればすぐにでもあえるのであるが、女の方から進んで何とか言ってくるまではしばらく放棄っておこう。
黒髪 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
「川の中へ放棄ほかし込んだ、……確に、新聞紙に包んだ可なり重量の有るものは、あれは何ですか。」
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)