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放逐
ふりがな文庫
“放逐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうちく
91.9%
はうちく
8.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうちく
(逆引き)
この一条については下士の議論
沸騰
(
ふっとう
)
したれども、その
首魁
(
しゅかい
)
たる者二、三名の
家禄
(
かろく
)
を没入し、これを藩地外に
放逐
(
ほうちく
)
して
鎮静
(
ちんせい
)
を致したり。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「アハハハハ、君は気でも違ったのか。大河原さん。この熱病やみを
放逐
(
ほうちく
)
して下さい。こんなことを喋らせて、あなたは平気なのですか」
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
放逐(ほうちく)の例文をもっと
(34作品)
見る
はうちく
(逆引き)
彼
(
あ
)
の時にも君に
放逐
(
はうちく
)
する様に注意したのだが、自分のことで
彼此
(
かれこれ
)
云ふのは、世間の同情を失ふ
恐
(
おそれ
)
があるからと君が言ふので、其れも一理あると
私
(
わし
)
も辛棒したのだ、今度は、君
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
僕
(
ぼく
)
は一
念
(
ねん
)
こゝに
及
(
およ
)
べば
世
(
よ
)
の
倫理學者
(
りんりがくしや
)
、
健全先生
(
けんぜんせんせい
)
、
批評家
(
ひゝやうか
)
、なんといふ
動物
(
どうぶつ
)
を
地球外
(
ちきうぐわい
)
に
放逐
(
はうちく
)
したくなる、
西印度
(
にしいんど
)
の
猛烈
(
まうれつ
)
なる
火山
(
くわざん
)
よ、
何故
(
なにゆゑ
)
に
爾
(
なんぢ
)
の
熱火
(
ねつくわ
)
を
此種
(
このしゆ
)
の
動物
(
どうぶつ
)
の
頭上
(
づじやう
)
には
注
(
そゝ
)
がざりしぞ!
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
放逐(はうちく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“放逐”の意味
《名詞》
放逐(ほうちく)
追い払うこと。追放すること。
(出典:Wiktionary)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
逐
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
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