“猛烈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうれつ57.1%
まうれつ42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我慢できぬほど猛烈もうれつに、起ってきて、ぼくは教わったばかりの船室ケビンにもぐりこみ、思う存分、笑ってから、再びデッキに出たのです。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
しかし艇は時速五十キロだから、ポコちゃんの前を猛烈もうれつないきおいでしゅっと通りすぎる。これではポコちゃんは艇の出入口につかまることができない。
宇宙の迷子 (新字新仮名) / 海野十三(著)
他日たじつ海底戰鬪艇かいていせんとうていが、帝國軍艦旗ていこくぐんかんきひるがへして、千艇※艦せんていばんかんあひだつのときねがはくばそのごとく、神速しんそくに、猛烈まうれつならんことのぞむのです。
宗助そうすけ自分じぶん境遇きやうぐうやら性質せいしつが、夫程それほど盲目的まうもくてき猛烈まうれつはたらきあへてするにてきしないことふかかなしんだ。いはんや自分じぶんこのやまらすべきすでかぎられてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)